黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

この3月はシンシンと冷えている。2月がユルかったから、よけいに寒いです。春、来てくださーい。

2024-03-10 17:20:56 | Weblog

この3月は、かなり寒いぞ。寒いですよね。
2月がユルかった。雪も降りませんでした。
だからよけいに3月が寒いと感じます。
修善寺桜はとっくに咲いている。
自転車で桜を見に行ったら、途中でツクシも発見。早々とツクシも出てきました。
あぜ道のナズナも、まあナズナは元気だから早くから白い花を咲かせていますけど、それでも「ありゃぁ、寒いがな」と驚いているかもしれないです。

土曜日の授業は、中3クラス。
藤野先生との対戦で…また間違えました。藤野先生とのコンビです。
隣の教室から朗々と響く藤野先生の美声、名調子。まさに「藤野節」であります。生徒たちは、藤野ワールドの中で、しっかりと勉強しています。こういう姿勢で勉強するのは、生徒たちにとっては初めてじゃないかなあ。スタートの春♪
負けないぞっ、というわけじゃないです。教科が違うし、授業の組み立てが違うから。
しかし、負けないぞ、という気合で私も全力授業の春。
今回は、滋賀県の県立高校の最新の入試問題を使って、
「一年後のゴール地点を見ておきましょう」
という、いわばコースのご案内をしました。
説明だけではなくて、1問だけ実際に取り組みました。
記述式の部分では、生徒たちはさすがに苦労していた。「新・中3クラス」と呼ぶけれども、まだ本当は中2ですからね。
書きにくい記述式に、「はて、これをどうしたものか」と、鉛筆が静止モードに入りました。
先生。こんなに解答記入欄が広かったら、何を書いたらええのやら。
もうアカンから、何かアドバイスを…。
そういう待機の姿勢ですね。記述式の玄関の前で、はてさて。
ここから「資料をよく見て、自分で考えて、それを書いて伝える」という記述式に対応できる力を鍛えていきますからね。

それにしても、滋賀県の入試問題を作っているグループは…はい、何を書かせたいか、という意図、ねらいはわかるけれども、
「そんなことを!それならそうと生徒たちに伝えないと、あなたの注文は理解してもらってないよ」
という感じです。関係メンバー内部の仲良し気配りはいいから、受験する生徒たちへの気配り、気遣い、ホスピタリティ、サービスをお願いしたい。
ここはやっぱり石川県、福井県など学力上位県の模範的な入試問題を参考にすべきだと思いますけど、しかし、そういう発想、課題の意識、石川県なにするものぞという気概…などは無いのだろうなあ。
ふぅ。
ため息を…しかし、生徒たちには頑張ってもらおう。
滋賀県にも、良い芽が無いわけじゃないから。いい感じの問題も増えてきた、かもしれない。*個人の感想です。
ここはローカル塾の伝統、気合と気概、コダワリで、生徒たちが記述式の問題を突破できるように、粘り強く指導していきますよ。
オリジナル版の教材も、毎週の確認テストも記述式の問題を…頑張るぞ。

晴れました。
このままどんどん進んで、生徒たちに素晴らしい春が来ますように。


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桜、ツクシに雪が!なんにしても春は進むのです。生徒たちよ、ぐんぐん行くぞ♪

2024-03-09 11:50:43 | Weblog

今朝は、寒いかな、と思ったらいきなり白いものが、雪!
なんとも天候が不安定な3月です。
早々と咲いた桜も…修善寺寒桜です…もうすぐ満開という勢いです。
桜の花に雪が。
「ありゃまあ。ちょっと早かったかな」と、桜たちもたじろいでいるかも。
その後は青空に。
色々と変わる空模様です。

新年度が開幕しています。
生徒たち、まあ何とも…。卒業していく中3は、さすがに大きいお兄さん&お姉さんだなあ。新・中3は、フレッシュといいますか、幼いといいますか、子どもといいますか。
元気よく挨拶してくれます。さわやかな新年度がスタート。
さぁ、先輩たちに続くよー♪
中3の授業では、いきなり先日の県立高校の入試問題を配布。
「さぁ、2番の問題は中2の内容だから、わかるぞ。解いてみましょう」
本当にいきなりです。
生徒たち、驚きながらも頑張る。今年度の入試問題で、一番乗りのフレッシュな春…というのでもないですか。でも、きっと一番乗りです。
これから受験へ向かって勉強していきます。ゴール地点を見ておきますよ。
それが目的です。

おうみ進学プラザでは、先生たちが滋賀県の入試問題を分析して、資料を。
「5年ほど前のスタイルにもどってしまったか」
「しかし、回りくどさは変わらないなあ」
「独特の、読み取りにくい問題文ですね」
「内容としては、そんなに悪くないけど、とにかく解きにくい」
「もっとちゃんと、真正面から聞いてやらないと、生徒たちは何を答えればいいのか…」
「この模範解答を求めても、こんな問題文では無理じゃないかなあ」
などなど、先生たちもブツクサと。変化球というか、クセ球というか、ジメジメした感じの陰険な雰囲気が…どうにも…うむ。
でも、解きにくいなりにも、頑張った生徒たちの、その頑張りがきっと…。

私、カメラマンの係です。
お知らせに使う写真を撮りました。
いい写真が撮れましたよ。
お楽しみに。
この写真を使って、色々なことを生徒たち&御家庭へお伝えしますよ。

 

 


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生徒たちみんなに、輝く春よ、来てください♪

2024-03-08 23:17:14 | Weblog

 

まずは安心しました。
2月末~3月はじめの直前の授業で、理科の指導に行って
①普通のオームの法則の電流。これは出てません。
②酸化と還元。出てきたら、基礎基本の銅の酸化と、酸化銅の還元ですよ。
③天気の変化。
④人体と動物。人体は出なくて、なんと動物をドンと。
この4つをやりました。
出題予想ですよ。当てますよ。そういう取り組みじゃないのです。地味に地道に、そろそろ忘れかけているのじゃないか。早めに復習しておきなさいよ。そういう姿勢で取り組みました。
出たから解ける、というものじゃないです。でも、「久しぶりに天気をやった」、「酸化と還元はできた」という感想メモの生徒はいましたね。
相同器官は、直前対策のオリジナル版のテキストにありました。が、簡単だから、やったから解けたというものじゃないか。
*「相同器官は、そうどう難しいね」
 というギャグは、不合格でした。

復習、仕上げ、締めくくりの勉強をあなたが頑張ったのですよ。

理科も全部解きました。
なかなか手ごわい問題が入っています。うっかり間違えそうな問題が次々と。
そして、記述式の解答欄が…うむむむ。
こういうところは普通にしてくれないと、生徒たちは文字数の調整に苦労したのじゃなかろうか。意地悪!
ただし、まあブツクサ、遠慮なく書きましたが、頑張った生徒たちはそれぞれに結果を引っ張り出せる問題だったとは思います。

もっと質の良い、努力が実る入試問題を。
そう願いつつ、結果を待ちましょう。
春よ、来い♪
生徒たちみんなに、輝く春よ、来てください♪


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ええっ!? 一乗谷ですか。滋賀県立高校の入試問題を見て。社会科編から。

2024-03-07 13:59:21 | Weblog

 

県立高校の入試が終わったので、じゃあ今年の入試問題は。
【滋賀県立高校 勝手に入試問題を分析すると その1は社会】
相変わらず解きにくい問題です。
ハイレベルとか、難問とか、そういうのではなくて、解きにくい。
目立ったのは、奇妙な地元主義。
あ。先に書いておきますよ。
天守、天守閣は、どちらでもいいです。*天守閣は江戸末期~明治期の呼び方だったはず。
表記は、天主も可。ほら。ワープロでも両方が出てきますよ。
この歴史の問題は、オタク傾向があります。独りよがりのオタク的な問題で、
「あなたがそう思って作ったからその答えなので、生徒にとっては迷惑な質問じゃないかなあ」
と思いますよ。
昔から、滋賀県の県立高校の入試問題は
「これ、どうですか」
「おお。良い問題ですなあ」
「身近なことから考察させるのですね」
と、小さな身内ワールドで、自画自賛的に作成される。内部では疑問や批判が無いのだろうと思います。まあ、教育委員会は…はい。
「一乗谷」という地名だけをヒントに、越前の朝倉氏を選ばせるのは、かなり無理矢理な印象です。
関東の覇者・北条早雲も分国法を作っていて、これも有名な歴史資料ですから。
ここでは、決め手は、一乗谷だけ。うむむ。戦国時代オタクの世界だなあ。
私、一乗谷の現場へ行ったことがあります。調査と整備が進んでいて、なかなか面白かった。クロウト向け、マニア向けの戦国歴史テーマ・パークですね。
しかし、そこを高校入試で出すのは、やっぱり無理があると思いますよ。
「あなたが自慢しても意味ないですからね。頑張ってきた生徒たちに、普通のことを聞いてやってください」
地理、公民も…はい、省略。
特に公民は、あまり詳しくない人が作っています、毎年、たぶん。
繰り返します。
頑張ってきた生徒たちの努力を、ちゃんと見ることができる問題を。
そして、
問題数が少ない。*たぶん日本で一番少ないと思いますよ。
記号が多くなって、マグレ、カンで勝負する場面が大きくなっている。
「公務員先生の働き方改革」の流れか…まさか。
記述式の文字制限の指定は、国語の勝負か。もっとゆるくできませんか。
以上、遠慮なく私の感想、批判、要望などを書きましたが。

解きにくさ、考えにくさ、書きにくさがあって、その分だけ点数が下がりそうです。
まあ、それは悪いことじゃないです。
ずっと前には
「社会科は簡単。苦手な生徒でも高得点が可能で、もしかすると満点か、満点付近の生徒も多い」
「社会は、頑張ってもしかたないよ。そんなに勉強しなくても大丈夫ですよ」
という時期もあったから。

失敗したー、と思っている受験生へ。
そんなわけで、あなたは頑張ったと思いますよ。
問題を見ると、決して失敗したわけじゃない。
とにかく解きにくい。おそらく点数も低く出てきます。
ゆったりと疲れを休めて、のんびりしてください
重ねて、お疲れ様でした。

こうして色々と文句をつけたけれども、入試問題に喰いついていける学力、資料を使って考えられる力をつけていかねば。

久々に晴れました。
サイクリング。花を見つけに行ったらどうだろう。
軽くランニング。キャッチボールなどもいいよ。
中学校生活もあと少し。
友だちと楽しい日々を。


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ご苦労様でした。 いざいざ、青春の玄関へ♪

2024-03-06 17:24:34 | Weblog

 

中3、県立高校を受験した生徒の皆さんへ。
入試が終了。
まず、ご苦労様でした。
お疲れ様。
よくぞ、ここまで頑張り抜きました。
今だから言いますけど、途中に県内の私立高校、県立高校の特色選抜&推薦入試があって、生徒によっては京都の私立高校も。
特に、特色選抜は厳しかったと思います。
併願ではなくて、志望校に。そして倍率が高い。
仲の良い友人が、早々とゴールインしたケースがありましたね。
予想していたのとは違う結果になったり、問題が変則的で、実力を発揮できなかったり。結果に納得できないこともあったかもしれません。
そこを耐えて、受験勉強を粘り抜いて、やっと一般入試へ。
本当に、もちろん勉強もそうですが、気合、粘り、焦りや悩みも突破してゴールインまで走り抜きました。
繰り返します。よくぞ、ここまで頑張り抜きました。
倍率の高かった高校へ応援に行った先生が
「いい顔をしていたで」
「授業で出会った時よりもリラックスしていたような….緊張はしていたと思うけど、いい感じやったし、あれなら大丈夫」
などと言っていました。

どんな問題が出たのだろう。
生徒たちの頑張り、努力、苦労に応える良い問題でありますように。
まあ、それを言い出すときりがないですね。
とにかくご苦労様でした。
いざいざ、青春の玄関へ♪


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