King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ネットの情報はどこまで信用できるか?

2005年06月15日 22時42分31秒 | 日々のこと
今日は梅雨なので当然雨でした。私の久しぶりの休みなのに。
とはいえ実は12日も休んでお出かけしています。こちらは極私的な
用事で。
さて、今日は本来ならいつもの公園でインラインスケートで坂道トレ
を行おうとしていました。午前中は雨も降らない予定でした。しかし、
色々用事も頼まれ用事と用事の間は、NBAの生中継を見て過ごすという
黄金休暇仕様の時間消費方法を思いつくともうトレーニングも雨の音を
聞き、全ての運動を今日は中止してしまいました。

なぜこうまで潔いかというと先週から一日も休まず夜は走っているので
そろそろ休養が必要だったことと、色々もろもろの引っかかりのある事が
全て解決したからでもあります。まずは探し物です。先週からかなり探し
ても見つからないものがふたつありました。ひとつはデジカメとひとつは
音楽CDです。どうしても聴きたい曲が頭にぐるぐると鳴るときがあります。
それが何のCDに入っているか解らないこともあります。しかし、それは
ファンサイトなどで質問すると簡単に教えてもらえたりします。これは便利
です。身近に同じファンがいなくても聞けてしまう便利さです。

このふたつの物が先週どうしても見つからず、探して探して半場諦めかけて
やっと今日全て見つかったのです。そしてそればかりでなく、日経の夕刊に
でていた通もうなるもりそばという記事の店も時間ができたら行きたいと思い
店の名前だけ記憶しておりました。どうせそれもネットに沢山食べ歩きの記事が
あるから体験記があるだろうと高をくくっていました。しかし、その店の情報は
まったくなく、以前あったそば食べ歩きのページ自体が非常に少なくなって
います。そして偶然見つけた私の近所のお店の食べ歩きの記事などを見て日経の
記事に出たからと言って行く価値があるかという素朴な疑問を持ちました。

記事には、通もうなる味。客の『幸せ』のつぶやきと行きたいと思わせる演出というか
書きかたなのです。それと同様ネットで見る我地のそばも遠方から来た方が、食べて
ああおいしいと書かれているのを見ると何をおいしいとしているか解ってしまい
急速に行く気をなくしました。つまり、地元では大変まずいと有名な店が観光客の
集まる中心地にあり店構えもよく宣伝も行き届いていて昼前には行列も出来ること
からネットでもうまいことになっていたのです。しかし、ここは他県の車の人が
行列を作っても地元の人は決して行かないのです。つまり地元ではまずいと評判で
通なら二度と行かないでしょう。それが観光地のイメージとはるばる求めてきたと
いう意識でとてもまずいものもおいしく感じてしまうのです。

よくテレビで紹介される店をみてあの味が我地のそばの味とくれぐれも思わないようにと
願うのですが、実際にはおいしいと感じてネットにもそのように書かれているケースが
断然に多いようです。ネットでの評判なんて所詮その程度と思わざるを得ません。
さて、一方の大新聞日経が取り上げる幸せに感じるそばの味とは。私は本日古新聞を
全てあさりその記事を見つけました。改めて読んでみるとネットでも全然出てこない
店の果たしておいしいものがあるか。答えは、これは行ってみるしかない。でした。
つまりは自分で体験してみないとなんとも言えないということです。実は味で今日大変な発見を
してしまいました。発見というより解決なのですが、私が最大に愛するラパンノワールくろうさき
のパンに新たに加わったパンがあるのです。そのおいしさが忘れられずまた買いに行き
かたちは同じなのですが、味が違ったのです。なぜあれほどおいしく感じられたか不思議で
仕方ありませんでした。それがなぜか今日はっきりしたのです。今日もまたくろうさぎに
行きお気に入りのパンを買いに行きました。私はここのひまわりロールとサンドイッチが
大のお気に入りで休みの日には良く買いに行きます。

そして、画像のパンが新たなお気に入りとなったかの問題のパンです。これは、フルーツ
ナッツスティックといって適度で上品な甘さと様々な食感で病み付きになる味です。二度目に
買った時には表面についているナッツがないイチヂクスティックを買ってしまったので
おかしいおかしいとなってしまったのです。こちらは素朴な甘さと歯ごたえのあるパンで
まずくはないのですが、あの忘れられない味ではないのです。思い出してまた食べたいと
思わせる味と食感がないのです。売っていた位置と形で同じ物と思い買ってしまったのが
今日はっきり解りました。そして今日古新聞を整理している時に読んだ野村克也氏の履歴書
であの時のカレーが今でも忘れられないというのを読み、味なんて食べるときと環境で
変わり、人の感想などもそれぞれで相対的にどうだなどとなかなか断じ得ないものがあると
改めて感じました。それゆえに日経のそばやも実際に自分で行って判断しないといけないし、
記事には行かせるだけの魅力を感じさせるものがあったということです。新聞は切り抜いて
スクラップにしました。
コメント
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