King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

やっぱりピストンズの試合はしびれます。

2005年06月06日 01時00分14秒 | バスケ
May 31, 2005
The Palace of Auburn Hills,
Auburn Hill
Attendance: 22,076

FINAL  1    2   3    4   T
Heat   21  25  23   27   96
Pistons 25  35  19   27  106
水曜日の録画を見ました。
カンファレンスファイナル第4戦です。
ディフェンスだけのチームじゃないですね。ピストンズは全員
バスケでみていて気持ちがいいです。ディフェンスのチームというと
スローなバスケをイメージする方もいるかもしれませんが、違います。
とにかく全員で攻める速度が速いです。サンズのように、ドリブルで
運んでそれからパスじゃなくて、リバンドからすぐパスが出ます。
そして、リングしたまでが早いです。

シャックがこの試合思うように動けずファウルトラブルで出場時間も
あまりなく、調子がよくないのが見て取れます。まず彼が先発して
徹底的にダブルチームにも行かず、普通についていてゴール下のワンノンワンでは
得点されます。それでも、ウェイドのマークは徹底していて、満足に
シュートを打たせずに前半終わります。シャックが引っ込んでからの
速度ががらっと変わるのがよく解りました。それを攻めようともそこから
崩そうともせず、ただウェイドにはしっかり付いてリズムを崩した点が
前半のリードになりました。キャンベルがやはり攻守にいい動きです。

シャックにも見事に対応していました。ベンウォレスのリバウンドは
すばらしいです。まるで類人猿のような動きです。でだしでヒートの
攻めは完璧でいいコンビネーションとシャックにはゴールした、他の早い
選手には中距離で圧倒した動きを見せていました。しかし、それでも
点差が離れず、シャックが引っ込んだ途端普通の攻めになり、点差が簡単に
できました。後から出てくるセンターが皆ファウルばかりで守れません。
ペースが変わったのに付いていけないのです。自分たちで早い展開にして
おきながら、その切り替えが守りに置いては出来ていないのです。

シャックにペイント内で持たれるとほとんど決まってしまうのに、他の選手
を完全に抑えたためにシュート確率が40%と低い試合でした。3Pは何本も打って
いなくて皆ピック&ロールやワンツーパスでのあわせでインサイドで得点しています。
この早い攻めに全然ヒートは対応できていません。簡単にフリーを作って
しまいます。変わったことは何もやっていません。これを止められないと
ヒートに勝ちはありません。接戦になったときコーチと選手に一日の長があると
思います。それだけ経験は強いものがあります。新聞には、現在ヒートが勝って
王手を掛けたとあります。しかし、ウェイドがわき腹を痛めて試合に出れないかも
というニュースも入りました。現地のホームページでは第6戦ピストンズが
勝ってタイとしたとでています。そうなるともうピストンズでしょう。

こんな熱いゲームをなぜやらないのでしょう。今度は10日にファイナル第1戦
を放送するそうです。


コメント
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