King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ハリーポッター炎のゴブレット

2005年12月06日 01時38分16秒 | 日々のこと
今回の映画ではもう主人公たちの実年齢が上がりすぎて
もはや継続が不可能なのではという感じを持ちました。
先日テレビで、秘密の部屋をやっていましたが、その中の
登場人物が若くてかわいいこと。いまやもう少年というより
大人になり劇中は14歳ですが、当時16歳くらいでどうも違和感
があります。特にロンはボケ役のさえないオエーという決め顔がもう
作れないほど成長期を向かえ、体もムキムキに変わって来ています。
原作はもう五巻が出ていますがどうするのでしょうか。

映画の演出とか絵の作り方は、そんなによいとはいえません。
魔法対決ということで各校が入場してくるシーンは物語とは
いえ作りすぎですね。その作られた入場シーンがあまりに東洋的
な演出なので笑ってしまいました。昔のマスゲームじゃないんだから
それにボーバートン校のお色気振りまき攻撃には古い感じが滑稽で
監督の限界を見てしまった感じです。それとも、古さを意識させて
魔法という滑稽を消そうとしたのか、いずれにしろ北朝鮮の美女応援団
をすぐ思い出しましたよ。

テレビでやった秘密の部屋の台詞だったか、死者をよみがえらせる
呪文はないというのが、今回それが実行されてしまうあたりが、新展開
なんでしょう。テレビでやった秘密の部屋では記憶を利用してハリーを
攻撃してきますが、回りくどかったり色々過去があからされたりする
のが今回、かえって登場人物の成長というのが意識され物語の意外性より
この先どうなっちゃうんだろうという物語の成立の方が気になりました。
ハーマイオニーのみんな変わるという意味深な台詞や環境の変がが全ての
終わりを告げるという物語の終わりを予見させるような箇所がありました。

それとイギリスの原作ということで、階級意識というのが出てきたり、
歴史や伝統というものが語られる時に格式とか階級差とか生まれながらにして
すでに伝説の人というサガのようなおおよそ魔法使いには関係ないような
社会が語られているところが気になります。
コメント
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