King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アイバーソンはいい

2005年12月08日 14時16分00秒 | バスケ
December 2, 2005
Ford Center,
Oklahoma City, OK
Attendance: 19,163

FINAL   1  2   3    4  T
76ers   23  18  23  22 86
Hornets 28  26   9  25 88

昨年11時間の空の旅を終えたら大雪で電車が止まっていてと
いう大変な経験をしてもううんざり、今度はファイナル以外絶対に行かない
と心に誓ったのに、なぜか今の時期ああしてこうして今ごろ行ったんだよなあと
しきりに思い出します。でも行かないぞ。でも行かないぞ。行かないよな。
行かないよ。多分。という感じです。

あんまりいいところじゃないという初めてのアメリカ評でしたが、それでも
また行ってみたいような。
アメリカでなくても旅はいいよなあ。
テレビの録画を見ました。
生のコービーを見たときにすげーと思ったけど、こんなのが毎日みられるん
だからすげえよなあ。

アイバーソンと76ersは昨年のメンバーと違うのは控えだけで大方のメンバーは
昨年と変わらないのです。で、まさか2年もウェーバーを使わないと思ったら
今年もまだやるようです。心を入れ替えて№2の座に甘んじるのか。NHKの解説は
役目を果たしているとかチームになじんできたとか言っていますが、彼の
キングスの活躍を知っていればそんなイメージは持たないはず。彼はやはり
今の冷や飯に耐えていいチャンスがあればという気持ちは持っているでしょう。
その前に正すべきを正し、本来のパフォーマンスの片鱗を見せるべきです。
最後の決めるべきところで落としたので、この試合は負けました。
別に負ける試合ではないと思いました。特にダレンベアが帰ってきて
チームの総体力は復活してもっと得点のできるチームです。ただ、本来ならある
早い展開での返しやイグドラのダンクなどスピードと勢いの攻めがなくなったのは
新コーチの作戦なのでしょう。

それもウェーバーとダレンベアの高い守りとリバウンドがあるからです。
攻撃力があるならもっと攻撃回数を増やすのがセオリーですが、怪我の多い
アイバーソンの負担を減らすことや勝率で考えるときわどい勝負を増やして
作戦で勝つという意向なのでしょう。アイパーソン頼みとはいえ彼のシュート
確立はそんなに言い訳じゃありません。控え選手や他の選手の攻撃力が
あがると勝率があがると思いますが、今のベンチメンバーは本当に力がなく
場つなぎ的な力しかありません。今回守備では良く守り後半追いついたのは
ゾーンが成功したからです。そのゾーンも独特のガードにプレスして後は
高いウェーバーとダレンベアがボックスでインサイドを固めるという形で
高さに劣るホーネッツは手が出ませんでした。

ホーネッツは、ダンカーのブラウンくらいしか知られている人は居なくて
何で好調なのか、疑問でした。まさかルーキーのクリス・ポールなんて全然
知りません。大学もウエイクホーレストなんて余り聞かないところだし。
しかし、完璧に役割をこなしていましたね。こういう背の低い選手が居ると
あとはスピードと長距離のシュート力が求められるという見方がほとんどですが、
彼の様にゲームをコントロールしてチームをアジャストする力こそ大事で、
アイバーソンの様にクイックネスと同様、ボールを取ったときの瞬時の次の
選択を選ぶスピードこそが大事です。日本のよく言う平面バスケットですね。
今度の様に高いチームに当ったときにゾーンを組まれたときにどう崩すかという
のがひとつの課題でしょう。キッドがやったようにターンノーバーから速攻を
多用して勢いをつけるというのが有効だと思います。後はスクリーンを多用して
ロールによるスペースを空け得意スポットを得ることです。

この試合、アイバーソンの選択は一度使った選手を再度使うという傾向がありました。
これなどは明らか過ぎるので、コーチの指示なのでしょう。コーバーが3を決めると
また次もコーバーとか最後のウェーバーの選択もその前の攻撃が失敗しているウェーバー
です。ただ、ウェーバーとしては、いやなので得意でない0度にいて俺はやらないよと
態度表明してしていたのが、パスが来たので抜いてゴールに近づいたらファウルを
取られたということでしょう。

モーリス・チークスでしたっけ、余り良くないですね。
コメント
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