King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

大きな流れ星

2005年12月22日 22時36分53秒 | ジョギング
冬のきれいな夜空には、大きな大きな流れ星がよく似合います。
小熊座流星群の極大日に近いといううわさも聞きました。先週の
ふたご座流星群はまったく見れませんでした。それにしても今日も
寒波は日本列島を襲い、大阪や名古屋でも雪。暖かいイメージの
広島も雪とすごいことになっています。さらに、新潟では停電で
せっかくゲレンデに着いたのにリフトが動いていなかったという人も
情報をもらいました。この雪だから、みんな深雪でタイヤショップでは
にわかに特需がおきているとか。新聞の広告にも高速道路に冬タイヤで
お越しくださいと出ていました。

私は、火曜日に雪を避けて軽井沢プリンススキー場で済ましてしまい
ちょっと後悔しましたが、いやいやそれがいいのです。最近のスキー場の
傾向として、アジア系の団体が多く見られることでしょうか。前この
スキー場に来たときにはヨーロッパ系、白人系の団体か日本人女性と
外国人のアベックかというよそではあまり見られない国際的なスキー場
ではありました。昨シーズンでも苗場で泊まったところアジア系のツアーの
方が大挙して見えていたりアジア圏ではにわかにスキーブームらしいです。
そして、トリノオリンピックと北京オリンピックでスキーはもっと注目され
日本が果たすべく使命もにわかに増すとにらんでいます。
中国のスキー場開発に日本人のノウハウがかなり導入されているという
雑誌の記事も読みました。

上海の人工スキー場も有名です。日本でかつて若者も家族連れも冬はゲレンデ
を目指しましたが、スキー人口は減少の一途で増える中国や韓国のツアー客で
また新たなスキーブームが日本でも起きる予感もします。私自身、二週続けて
スクールに入ったおかげで、また違うすべりの境地に入りつつあり、色々
滑りとレジャーとの関係を考えるきっかけにもなりました。それは、一緒に
スクールに入った人がどちらも初滑りでひとりで練習に来てはじめくらいは
スクールに入ろうということでスクール入校を決めたという話を聞いて、
私とは随分違うなあと思いました。私が彼ら位の腕前の時にはどんどん滑って
とにかく滑る時間が惜しいように色々なコースを滑りました。彼らの話だと
上級者コースは怖くて入れないとか、上の方ではこけるのでいつも行く人に
迷惑をかけたくないのでひとりで練習に来たとか随分おとなしいのです。

彼らを見てると本当にスキーを堪能しているのかとふと考えてしまいます。
人にああだこうだ言われて滑るのは面白くないだろうにと。転んでしまう
斜面なら次は転ばないようにと滑るうちに上達するものです。何かを考えて
ぶち当たった時にそれの解決のためにスクールに入るでいいのではないか。
例えばどうしてもコブ斜面が滑れないとか、小回りができないとかそんな
疑問や壁にぶつかったからとかやりたい事があって入ったスクールなら
色々講師に質問をぶつけて自分がやろうとしていることになにか得るものが
あり充実した時間がすごせるのではないかと思います。ところが彼らを
みていると何をしたいのかとか、どんな練習をこれからしていくのかとか
何か漠然とした簡単なすぐもらえるものを受け取りに来た感じを彼にみた
のです。それでよいのか。充実した一日になったのか。これからそれが
活かせるのか。

今日のジョギングでは、いつものTシャツだけでは到底間に合わず、ついに
ビーニーを被って走りました。風が強くて耳が冷たく走り出す勇気をだす
ためです。途中踏切で捕まりましたが、35分台で走れました。月曜以来にしては
まあまあでしょう。自分でも良くこんな冷たい風の中走るもんだと思います。
しかし、走り終わって気持ちよさは何物にも変えがたいのです。走っている
躍動感と、脂肪が落ちた足とサイズダウンした体を見ても走ってよかったと
思います。そしてスキーのことも彼らにどれだけ進歩と満足があったか
解らないけれど私には考えた以上に進歩というか実感が残りました。
朝に戻ってしまったという田原の講師の言葉とは裏腹に体はあの時の滑りを
覚えていたし、ふたつの教え方の違うスクールのおかげでよりやるべきこと
を浮き彫りにできました。

夜テレビで小田和正のライブを見て11月に行った武道館を思い出しながら
スキーの事をジョギングをした躍動感がくすぶる体でそんな事を考えました。
コメント
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