King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今シーズン初スクール

2005年12月14日 23時41分19秒 | スキー
日本海側は大変な大雪というのニュースが
昨日から入っています。三派寒波という世界的に
長持ちする寒波だとか。というわけで、私の今日のスキーも
行く先が狭められてしまいました。あまり雪道は走りたくない。
あまり雪の中で滑りたくない。別に新雪をパフパフ言わせなくても良い。
近ければ近いほど良い。ということで、一番この条件による検索では
軽井沢がヒットしますが、まだコースが下のほうの3コースしか空いておらず、
これではいくらなんでも練習になりません。そして、今週は今までやって
来た事を整理してさらにレベルアップを目指すべくスキースクールに
入る予定です。

トンネルをくぐらず、すでにやっているスキー場となると丸沼や
菅平がありますが、スクールがちゃんとオープンしているという
ことだとさらに選択が限られます。一番の希望は苗場ですが、トンネルを
越える以上天候は吹雪に近いでしょう。それで結局玉原スキーパークに行く
ことにしました。ここは一度行ったもののスキー場が大雪でクローズしていた
という経験があります。ですから入り口までは来た事があります。
ただ今回行ってみて雪道が思ったほど長く、かなり山道を行きますので
当時は、途中でもう閉鎖の告知をしていてこの山道も途中で引き返させられた
ものだと思います。当時途中の畑に車が落ちていたり、かなりの事故車も
みました。今回は、インターを降りて県道にはいるとすぐに雪があり、
のろのろの車がいて先行きが思いやられます。事故車こそなかったものの
道路はずっと雪で山にちかずくと天候も雪になりました。

結局、10Kほどの山道をのろのろと走りましたが、2時間ほどで着きました。
メーターで109Kしかありません。8時15分には着いてしまい、いつもなら
すぐに着替えて8時半のリフト営業とともに滑り出すのですが、どうも
やる気がおきません。というのは、たくさんの車がすでに駐車場に停まっていて
若いボーダーがほとんど占めています。それもほとんどがアベックという
とても私のような渋い中年が入り込めない雰囲気をかもし出しているのです。
それも、スキーヤーはちらほらしかいません。いいのかあここで滑ってと
躊躇してしまいます。まあこちらはひとりですから臆することもあるので
しょうが。私はスクールに来ているのであり、それも一応上昇志向の検定を
目指す基礎スキーヤーとしては、来るところを間違えたねという対応を
されるのではないかと懸念したのです。

そんな事を言っても来てしまった物は仕方ありません。着替えてコースに出ます。
とりあえず滑ってからスクールの受付をすることにします。そして、最初の
リフトでさらに気持ちが萎えました。最初のリフトはものすごい緩斜面のうえに
リフトが恐ろしく遅いのです。そしてやっと着いてさらに上に向かうと斜度は
ましたもののやはり遅いリフトでこれでは練習にならんと思いました。
滑り出すと雪は新雪がつもり、フカフカのパウダーです。まあ私は一応
練習目的なのでこういうどうやってもい板が回せる状態の雪よりもいつもの
ガリガリで良いのです。だから雪が良いと言って感動することもありません。
ただ、斜度がないのでおそろしく後悔しました。あの雪道を運転してきたので
あれば、苗場でもたいして違いはありません。現に今こちらも雪なのだからと
思いました。

それに人が多くて、リフトもリフト待ちがあります。これで休日などは
さらにひどい状況なのだろうと思うとこれだけ近いスキー場だけどまた来たい
ところではないと思いました。それより、気になるのはスキースクールの
レベルです。受付に行くとあまり要領のよくなく愛想もない窓口の女性に
レベルと2級受験目的である事を告げ5000円4時間コースを申し込みました。
私の前に中年の私よりかなり年配のおじさんが一人申し込みをしていました。
もしやこの人と一緒ではといぶかりましたが、もう金は払い込んでしまい
ました。ゼッケンをもらいそれをつけるととてもシナチク臭い使いまわし
の激しそうな物でした。10時の集合時間まで時間がありましたので、また
リフトに乗り一本すべり10分前の集合時間にスクール前に行きました。結局
この10分間にそれらしい人はなかなか来ず、10時丁度に講師は現れました。

ボードひとり、先ほどのおじさんひとり、私がひとりとそれぞれに一人づつ
講師が着いて早速リフトに乗りました。最大10人編成の一般レッスンですが、
今日は私のプライベートレッスン状態でした。懸念したレベルもそんなに
悪くなく、ちょっとした動きを鋭く見つけて色々矯正していただきました。
私の滑りを一度みてこれは徹底的に癖をとって基本からやらないとという事で
ポジションからかなり直されました。ちょっとでも肩が下がったり首でターン
に入ったら注意されとにかく、ポジションをスキーの上に置き腰をそこから
はずさないということをずっとやらされました。腰を振ったり回したりして
滑っているのを全て基本どおりの動きにするということでやったのですが、
大周りはそれで午前中のレッスンが終わり矯正ができました。

そして、午後ひとり受講者が増え同じ年位のおじさんが加わりました。
ですが、この人はレベルが同じでなくて、初心者に近く、どちらかというと
足を引っ張られました。午後は小回りとコブ斜面のアプローチまでやりましたが、
小回りでは腰を振る癖が出てしまい、せっかくの午前中の成果もなくなった
かも知れません。コブ斜面では今までのコブの攻め方より一番オーソドックス
ながら、私がやりたいと思う攻め方だと思います。

結果としては、午後のポイントがぼやけて結局これからどうやって滑って
行けばよいかという方向性が得られず、中途半端というか進歩がないものに
なったようです。特に、腰を回さない腰を振らない、ひざを使わないという
指摘も皆今の段階はという但し書きが付きます。つまり、基本的には板に
加重して圧を加えていくだけでは、カーブが間に合わない場面も出てくる
ので、玉原の緩斜面では良くてもスピードや斜度によっては回旋行動やひねり
や外傾角をつける場面も出てくるはずです。そこで次になりをやれば良いのか
これが示されなかったので、4時間5000円は良いのか悪いのかという話しに
なりますが、私は今回のように細かいチェックをもらった事がなかったので、
やはり直すべきところがあるというのがわかっただけでも今回はよかったと
思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする