King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

昔の名前? ウィザーズ対シクサーズ

2010年01月08日 15時57分27秒 | バスケ
2010/01/05

    1  2  3  4  T
WAS 23 21  34 26 104
PHI 26 32  22 17 97

Arena: Wachovia Center, Philadelphia, PA
Officials: #41 Ken Mauer, #65 Sean Wright,
#67 John Goble
Attendance: 11822
Duration: 2:12

なんだかんだあったアイバーソン。

エルトンブランド、カポーノ、アリーナスにボイキンズ、
ベンチにはサムキャセールの顔も。

なんとも懐かしいオールドネーム。いつかは輝いたが
今はではどうかという人ばかりです。

ゲームの始まりを見ても、おやおやという内容で
とても楽しめるものではありませんでした。

アナウンサーはアイバーソンの変身ぶりばかりをいいますが、
これは明らかにチームセレクトであり、コーチの考えの下の
攻めの形です。

どんな形であれ、最後はダレンベアのダンクで決めるという
簡単な形です。

リズムより確実性という攻めの形ながら、入れた後速攻で
返されたらせっかくの確実性も効果なしです。

不安定な感じもブランドが出て雰囲気が一変しました。

攻めの中心に厚みが出て、確実性が増しました。

それに、リズムも生まれ、リードを作れました。

シクサーズとしては、イグダラとダレンベアのインサイド
で決めるパターンを主武器として、あまりスピードに乗らず
ゆったりと攻撃回数を増やすことなく、僅差で勝つという
確実に力でねじ伏せる作戦をテーマとしているようです。

ただ、チームの持つ持駒でそれが全て全うできるのか。

モーションオフェンスなど畳み掛ける攻撃が主流の最近の
NBAにあってディフェンス主流というのは後手に回り、
ゾーンディフェンスが解禁になり、より長距離シューターの
活躍どころも増えているだけに、下手な戦法をとれば
簡単にあっという間に点差ができてしまいます。

だからといって、ディフェンス主体のチームが完全に
時代遅れとはいえず、ディフェンス重視するコーチはより
ゲームが見えていると思えます。

今回のゲームでは、完全に選手の思惑とコーチの目指している
ものの差が明らかで、どちらのチームも選手起用に合理性が
見られず、勝利に沿ったものとは思えませんでした。

たった9ポイントのブランドですが、彼が加わった時のチーム
が一番安定感があり、チームとしても正解の形のようでした。

中と外のバランスや、ボールが落ちた末に起こるべきして
起きる形への対処など全てを対応できる安心感を持てるエース
としての活躍を誰もが果たせないそんな状態が今後もつづく
のでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする