King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

主力がいなくてもスパーズ対ロケッツ

2010年01月24日 00時33分42秒 | バスケ
2010/01/22

    1   2   3   4   T
HOU 28  27  28  33  116
SAS 31  25  21  32  109

Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #9 Derrick Stafford, #60 David Guthrie,
#61 Courtney Kirkland
Attendance: 18581
Duration:2:21

スパーズの戦略は動いてチャンスを増やすというものでした。

プリンストンオフェンスには、速攻で崩すという解決策が
あるとはいえ、相手のペースを崩すほどの機動力とオフェンス
能力がなければそれはなされないのです。

しかし、スパーズは老体のチームであり、リチャードソンの
早さに合わせるパス能力を持つ選手はいません。

それなのに、アップテンポの展開を敢えて選んで勝負した
のは前半のまずまずの得点がえられたことと、相手のパターンも
ある程度折込済みという分析をしたからでしょう。

でも所詮老体であるということをまだ自覚できていないらしく
戦法の変化もより早くして相手のディフェンスが整う前に
攻めるという感じになりました。

それにより、普段はもう決まらなくなったダンカンのツーメン
ピックもブロックに会わなくなりました。

ただ、それはイレギュラーでの結果であり、確実に相手の
弱いところを攻めて勝つというかつてのスパーズのいやらしい
戦略ではなく、確実な守りのチームという堅実さがなくなって
早く攻めて余計点差ができてきて最後のあわただしいせめぎ合い
になり、10点を超える点差ができてしまいました。

スパーズにはもっとパスを裁けてゲームをコントロールできる
ガードがいないと得点の幅もできないし、勝てるパターンへ導く
堅実なバスケが戻らないでしょう。

もっとロートルならロートルなりの戦い方や勝ち方が存在する
のに、それをチームに強いるほどのバックアップメンバーが
入れられなかったこととコーチの面子とエースのプライドが
屹立するのでしょう。

このまま終わるには寂しすぎるので、トレードで戦力を整える
などしてもう1度元気なスパーズを見せてもらいたいものです。

コメント
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