King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

怪鳥やめたの、キャブス対ラプターズ

2010年01月20日 21時29分12秒 | バスケ
2010/01/19

    1   2    3   4   T
TOR 28   32  23   17  100
CLE 28   34  29   17  108

Arena: Quicken Loans Arena, Cleveland, OH
Officials: #18 Mark Wunderlich, #25 Tony Brothers,
#70 Brent Barnaky
Attendance: 20562
Duration: 2:23

昨日のNHKの移植医のドキュメントはものすごいものを
感じました。

あのお医者さんに出会った患者さんは確かに幸福ですが、
でも、これはすごく小さな世界での出来事で、世の中の
もっと多くの人を救うことがなぜできないのかと私は
考えてしまうのです。

ものすごい技術で助けてもそれは経済的にも恵まれた
先進国でその情報を得たごく一部の人にしか起きない
ことです。

考えてみれば、生まれたところが貧しい国だと、ただ
明日の食事もないという生活になる可能性もあるわけで、
幸福追求という基本的人権などという言葉より空腹だけ
が付きまとう人生もあるのです。

最近、イエメンの政情悪化、ハイチの大地震、とコーヒー
産地は天災や戦争と選びようのない事態をこうむっています。

そんなもろもろを考えながら、レブロンのプレーを眺める
ことになったのですが、またまた始めの数分を見逃して
しまいました。

それでも、途中にカットとかあるからそんなの気にしても仕方なく、
ゲームに集中することにします。

ラプターズはディフェンスがよくなくてリバウンドもとれない
チームだという印象がありましたが、この日はとにかくがんばって
破壊力満点のキャブスをよく守っていました。

レブロンの運動能力溢れる攻撃も良くみればほとんどがトラベリング
であり、半分くらいは見逃されていましたが、今期はそれをカブァーする
決定的な変化があります。

それがゴール下の壁のようなシャックの存在で、それはオフェンスの
時にも現れて強烈なダンクを見舞います。

今でもゴール下でボールを持てば破壊力満点です。

今までヒートやサンズといったアップテンポのチームにいたので
それほど出場時間やチームカラーにそぐわず活躍の幅も少なかった
のですが、強い場面で使えば使い道がまだまだあるという感じを
与えています。

ゲームは接戦で面白い展開でしたが、ゲームの流れを決定付ける
場面にはシャックがいるという感じを与えたのでこれはコーチの
力大と見ました。

今まで外から決める選手はたくさんいたのですが、それでは
いつでも勝てるとは限らないというところが改善されて
外の確率が悪いときでも流れを変えられるというのは大きい
と思います。

ラプターズは、多彩なオフェンス能力を有するものの、ハーフでの
展開ではとれる手が少なく、マンネリ気味な物に映ります。

いつもはあるターコールーのインサイドへのペネトレートや
ワンノンワンがファウルトラブルで制限されたことも追いつける
ところで留まった感がありました。

ボッシュは髪型が怪鳥からスフィンクスの頭のようなのに変化して
おり、早くもイメージチェンジを図りトレードに備えているのかと
思ってしまいました。

ラプターズの方がオールラウンドな感じを受け、点を取れる選手が
多く、将来を感じさせます。リバンドと守備の人が加われば大化け
もあるのでは。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする