King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マキタスポーツのやろうとしていること

2013年09月08日 14時00分07秒 | 日々のこと
雨の日曜日となりました。

こうなると当店もとことん暇となります。

溜まった読み残しの新聞などを朝から眺めて気になる
遺跡を見たいとメールして返事が来たものの、目と鼻の
先の遺跡を見るのに旧荒川村役場まで行って手続きを
するというので、こういういかにもお役所仕事的な対応に
沸々と怒りをたぎらせつつ、ばからしいのでちょっと方向を
変えてみようかと冷静さを取り戻すべくパソコンを開きました。

最近メールに相続のお知らせとか賠償金が振り込み手続き
完了しましたとかにわかにお金持ちになったようなものが
やたらと来ています。

こういうのも9800億円も掛けて五輪招致したのと同じく、
そんなお金があるのなら被災地の方々や原発事故で
苦しんでいる人たちとかシリアの難民とかに向けてやればと
ふと思ってしまいます。

同様に、たまった夕刊の記事で見かけたマキタスポーツの記事
ですが、彼の出演するドラマなどを見たことがない人のために
記すと、中年でちびで禿た小太りの男でコントとかドラマで
見たまんまの役をやっているんですが抑揚のないせりふ回しと
素人風の芸風と相まってなぜよくテレビに出てくるんだと
不思議に思う芸人さんです。

そんな芸のないような人がしぶとく生き残っていたり、一部に
コアなファンがいたりするので、侮れないのですが、まさか
日経の夕刊にまで取り上げられるのかと珍しくその記事を
読みました。

彼はアルバムも出すミュージシャンでもあり、最新アルバムが
紹介されていたのですが、それがなんとパロディというかものまね
で、本人が作りそうな曲というあるあるネタぽいものですが、その
種を明かして楽しんでいるような本人のコメントにちょっと違うん
じゃねえのという違和感を覚えたのです。

パロディとはそのヒットメイカーの手法をまねたり、癖をまねて
楽しむもので、より近づけたかという本人へのリスペクトがある
訳で、そもそも彼らはこんな手法で作っているから不細工の
自分でも作れてしまうわけでと曲を発表するのはどうしても
ちょっとという感じをさしはさんでしまうのです。

それも日経はわざわざ記事にしてしまうのも彼の活動に
お墨付きを与えるかのようで現代世相を強く感じました。
コメント
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