King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

電車の旅

2013年09月11日 22時13分47秒 | 日々のこと


この写真は当店と目の鼻の先、秩父市役所の敷地から
発掘された遺跡です。

土器の化石も出土したと言います。

私の興味はこの遺跡が表土からどの程度掘り下げたら出るのか
ということと石組とか遺構とかですが、今回は解りやすいものは
ないようです。

さて、今日は県庁まで出かける用事があり、久しぶりに電車に
乗りました。

しかし、朝から出だしをくじくようなしっりと雨が降っていました。

細かいながら、傘をさしていても濡れてしまうような雨でした。

昔から浦和に行くには、秩父鉄道で熊谷まで行って高崎線で
浦和までという一択でした。

しかし、この秩父線は駅も多く遅い癖に運賃は高いという通勤
には使えないローカル線です。

熊谷からは昔はどの電車に乗っても浦和に着いたのですが、
いつのまにかそれは少数派になり、熊谷から気を付けて乗らないと
浦和は通過だったり、大宮で乗り換えたりと複雑になり、鈍行
だけじゃなく通勤快速とか新線とか新都心交通とかどんどん
増えるのですが、秩父線の高騰はこの路線から足を遠のける
ことになりました。

西武線で秋津乗換でちょこちょこ乗り換えて昔は却ってこの
乗り換えも普段は乗らない電車も楽しかったのですが、大人になると
どうしても楽な方に逃げるものです。

一番簡単なのはレッドアローで池袋へ行き、湘南新宿ラインで浦和
が楽で素早く行けます。

しかし、朝はレッドがないので朝から浦和入りする時には使えません。

雨の中、満員電車に乗って移動というのをやらなくてはなりません。

とはいえ、西武秩父、飯能は始発なので西武線は座って行けると
いう特典があります。

所沢で乗り換えて、秋津で乗り換えて新秋津、南浦和、浦和と
細かく乗り換えて、秋津新秋津間は徒歩連絡でまた雨に濡れます。

でも、この徒歩移動は食事をとるチャンスです。

浦和に入ったらもう安くておいしい店は望めませんが、この秋津には
たくさんのお店があり、お弁当屋さんもこの移動の道の両脇に沢山
あるのです。

お惣菜屋さんも定食屋さんもお気に入りの店があったり、朝食べずに
来てもここで臭いに誘われ朝飯を食べたりした思い出がります。

そんなことを思い出して久々にこの乗換をしました。

都庁が有楽町から新宿に移転して電車網も随分変わったものです。

普段は西武線中心目線ですが、今日は浦和から見てみたら、いつも
大宮に出ないとどこにも行けない不便な駅という感じが今や東京へも
新宿へも行けて、大崎で乗り換えて品川から新幹線に乗ったりと
いろいろ選択肢があり便利になったと思いました。

ですが、浦和駅は食べるところも少なく、県庁は耐震機能は大丈夫か
というような継ぎはぎだらけのビル群で、他の県の豪華庁舎とは一線を
画します。

でもそれは続けてぼろのままで使い続けていつまでも古いの使ってます
という感じを続けてほしいところです。
コメント
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