King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ニカラグアのジャバニカ種で

2013年09月19日 10時19分15秒 | 珈琲
中秋の名月の今日は冷たい風が静かに吹き抜ける
静かな朝でした。

この分で行けば月もばっちり見られるでしょう。

今から楽しみです。

そんなすっかり秋気分の朝にここの所好調のニカラグアを
飲んでみました。

今月は、ブラジルファゼンダカクェンジ農園、ブレンド『林檎』
とこのニカラグアリモンシリョ農園ジャパニカが特におすすめ
で、人気も上々。

試飲の評判も一番いい銘柄です。

ブレンドはいつもの200g980円で他のストレート二種はどちらも
1080円となっています。

特長としてはどちらも試飲してすぐ買われて、あの味が忘れられない
とまたリピートする方が多く、特に林檎は他の珈琲との比較でも
独特な味にはまり、一度知るとやめられないこのブレンドだけの
持ち味を気に入っていただいているようです。

それはなんだかんだ説明抜きにして、飲んでみればやられたという
心地よさに珈琲の新たな一面を感じ、さらに浸りたいという気に
なるようです。

今まで知らなかったとか、知ってしまったというひそやかな楽しみに
また触手が動くブレンドで飲んだ方は、なぜ今の時期林檎なのかも
よーく理解されているようです。

そして私が感じた思いも、香りから感じる物も納得の事件となる
ようです。

深まる秋に、深い味の珈琲をというその前に、ニカラグアのジャパニカ
はぜひ味わってほしい豆です。

近年の希少種を珍重し、オークションでスター扱いする風潮は続いて
いますが、バカマラ、ゲイシャ、ジャパニカはそんな加熱するスペシャル
テイ熱に浮かれることなく、味の良さとその味の変化と魅せる顔の変化を
折々で味わいたいものです。

甘さを語りその種類からたどるには、ブラジルファゼンダの優しい甘さは
他の甘い豆たちの中でも隔絶とした世界があり、これはこれでストレート
で飲み分けて語る豆としての品格があります。

ファゼンダの高級豆というととかく高く特別扱いが過ぎた感がありましたが、
その中でもカクェンジ農園をこの価格で提供できるのは大きな喜びです。

ブラジルの魅力を語り合える人にはマストなアイテムとなると思います。

七草を巡る散歩の途中にでもお立ち寄りください。
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