King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

海の伽耶琴ふたたび

2013年09月14日 12時39分37秒 | 日々のこと
最近新聞のまとめ読みが多くなり、遅ればせながら気になった記事を
よく調べてみるのですが、今週の最も気になったの記事はゴッホの新作
発見です。

そして、行きたい展覧会は東京国立近代美術館で行われている竹内栖鳳展
です。

また気になったこととしては、このブログにも書いたことのある『海の伽耶琴』です。

この本のことがまた日経新聞に出てきたのです。

今度は韓国の朴クネ首相にこの本の韓国語訳が手渡されたという話です。

この本の主人公は有名な武将で、秀吉の韓国出兵で駆り出されて参戦
するもののこの戦いには義がないとして、韓国側に寝返りそのまま帰化
してしまうというのですが、その子孫が朴家にあたるというのが記事に
ありました。

というわけでまたこの本を調べると未だに廃刊のままで、買うことはできません。

おまけに中古もネットではろくに出ていません。

なぜそんな人気のない本が折に触れこうも日本の大新聞に取り上げられて
いるのか。

そして、興味をそそられて手に取ってみてみたいと思っても売っていないという
奇妙な現象。

日経の書評欄の中に出てくる本というのはよくそういう本があります。

領土問題や戦争被害をいまさらに持ち出すのは何の得にもならないし、
そもそも人種とか国とかで熱くなるのは何かに操られていると気が
付かないのでしょうか。

いずれにしろ正しい知識と公平な視線だけは失いたくないものです。


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こぶしを上げたままの保安官

2013年09月14日 10時19分16秒 | 日々のこと

もう夏も終わりですね。

この時期になるとアイス珈琲を注文されることもなくなります。

ホット用の豆をかといって大量に買いだめする人もなく、ちょっと
した空白期間となります。

そこであちこちのイベントがここぞとばかりにいろいろと接触して
くるのですが、豆売りが主体なためあちこち顔を出してそれで
いいのか、済むのか課題が残ります。

そんなこんなを感じながら、県庁出張などをこなしましたが、
その道々考えたのが世の中のこと。

東京五輪招致が決まった後、マスコミはその大会で活躍しそうな
選手をこぞって映像化しましたが、さらに今からでも間に合う五輪
として、貴方もこれから準備して間に合う種目とか子供たちに感想
を聞く安易なスタイルにあきれるばかりでした。

一般の人にとって五輪がやってくるからといって特に影響はないし、
一部の人は強烈に儲かるにしても、まして選手にとっても別に海外
だろうが自国だろうがスポンサーとの関係であってそこまでの選手
なら関係があるでしょうが、一般庶民は何をそんなに浮かれ騒ぐ
程の事がありましょうか。

それを子供にマイクを向けてうれしいと言わせたり、間に合わせて
出たいなどと言わせていますが、選手にとっては五輪選出に自国も
外国も関係ないでしょう。

海外でやればそれこそ官費で海外出張みたいなもので、東京で
やるから名誉とかメダルや大会に出やすくなるわけではありません。

海外に目を転じれば、先月末にはシリアに軍事介入という米の
今まで通りの行動が報道され現実味を増したと緊張を高めましたが、
それは意外にも攻撃は行われず振り上げたこぶしをそのままの位置に
保つという何ともしがたい事態になっています。

それだけロシアの外交と展開が意外な方向に動いたということと、
荒ぶる保安官役をもはや世界が認めなくなってきたということでしょう。

世界は正しい方向に動いたと思いますが、世界をリードしてきた米と
しては完全に今回の作戦は失敗で保安官資格も失ってしまったと
いっていいでしょう。

そうなると日本の集団的自衛権も今までが前のめりで進めてきた
ものの、憲法改正もしないまま政権が変わったから変えてしまって
国際社会での立場とか隣国との立場とかより見極めることの重要性
が高まり、それを国民も意識したと思います。

人気の高い安倍政権ですが、この間の予算概算要求を見ても今までの
自民党政治が全く変わらず、大掛かりな公共事業のばらまきと省庁
拡大と何の改革も財政再建もなされず、本性そのまんまなのがみて
とれ五輪招致に喜んでいますが、何にも出来なくなったオバマと今まで
と何も変わらない自民党のやり口とはっきり国民にも見えていることを
知るべきです。
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