King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

深く煎った珈琲で

2013年09月25日 13時15分28秒 | 珈琲
やはり何かを確かめたくてまた今日ミフネを訪ねました。

そして、うらぶれた店内でやっと発見した1/16ラジコン戦車。

タミヤのシャーマンフルオペセットが二割引きで69800円だか
の値段がついています。

思わずこの古ぼけてほこりまみれの店晒しの箱に後光のような
輝きを感じてそのままレジに運びそうになりましたが、二割引きで
外税表示だともしかしたらこれはそんな安くないのかもと考えて
一旦うちに戻って検索するともっと新しいバージョンのフルセットが
ネットで安く売っています。

そこで考えたことは値段を見に行ったんじゃなくて本物の実物から
感じられるマインドを受けたくてわざわざ行ったんだよなとふと
感じた衝動をもはや過去のことに感じてすごい喪失感を感じます。

そんなことを思いつつ、今日二杯目のニカラグアの深煎り豆を
淹れて飲みます。

お昼に買ったクルミのベーグルと深い珈琲につい数分前に起こった
出来事を静かに思い返すのでした。
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欲求と欲望と

2013年09月25日 10時49分56秒 | 日々のこと
よくこのブログで季節を感じる大事さを書いたり
しています。

かといってそこに超自然のものを持ち出したり、自然至高主義的な
意味も、ロハス的な意味合いもありません。

そもそも日々移り変わる季節があるのは、地軸が23度傾いている
ことによります。

それができたのは初期の地球に別の星がぶつかり、一部を
吹き飛ばして月ができたからです。

以来その傾きが安定して月による様々な影響が起こり、月によって
恩恵を受けたり、四季の恵みを受けてきたのです。

かといってこれを神や宗教を持ち出してどうこう言うつもりも
自然はだから素晴らしいともいうつもりはありません。

連綿と続いた宇宙の営みの末の出来事に過ぎず、それは今も
続いていて、月も日々地球から遠ざかっていることが観測されています。

つまりは未来永劫この季節の移り変わりが続くわけでもなく、地球の
命運も始まりがあり、終わりがあるのです。

宇宙的な時間軸では地球の誕生と消滅はそう長くないのかもしれません。

その一部の人類の歴史などほんの一瞬のことでしょう。

そう思ってこの四季の移ろいを感じればまた一興であり、人生の彩の
人々の欲求も欲望もまた違う色彩を放ちます。
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ラジコンの欲求を見つめて

2013年09月25日 10時29分24秒 | 日々のこと
昨日は久しぶりにミフネという秩父の古いおもちゃ屋を訪ねました。

店はシャッターが閉まっていて休みのようでした。

火曜定休。不定休という言葉が気になります。

なぜ訪れたかというと、日々募るラジコン戦車の実物を見るためです。

実はタミヤのラジコン戦車はかなり昔からあり、今売られているものも
今懐かしがって買われているような現実があり、そのきっかけが
所ジョージのテレビ番組の人も多いのです。

その昔の欲求が今では簡単にかなうことと、昔の夢を叶えることは
またとてつもない快感があるようですが、似たような経験を数多く、
してしまった今となっては、またそれを繰り返すのもどうもいいのか
と躊躇してしまうところがあります。

ネットで見るこのラジコン戦車を楽しむ人の声を分析すると設計が
古いとかメカニックな部分や歴史を感じることにはやがて満足できずに
自分の思いを現実にするため改造を繰り返すという果てしない欲求の
繰り返しに見えるのです。

一方最新の技術をぶち込んだハイテクのラジコンも売っていて、ただ
作る、動かす、改造するというものをまるっきりすっ飛ばしてそのハイテク振り
だけを楽しむという選択もあるのです。

その最たるものが空撮用のラジコンヘリなのですが、そこで気が付くのが
自分に空撮して撮りたいものもラジコン戦車で戦争を再現してみたいわけでも
ないということです。

そもそもそういう見方に立てば、何もやりたいことなどなくなってしまうのでは
ないのかという危機感のようなものまで感じてしまいます。

そんなわけで、タミヤの模型の実物でも見てみようかと思い立ったのです。
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