今月の季節のブレンドは『月映え』です。
深まる秋にたまには月を眺めてみませんか。
一番身近な宇宙を感じる月を見てみるということで、
月映えですが、昔からよく知っているような気になって
いるわれわれ現代人の惑星感もみんなマスコミの
映像からの知識であり、実物をみて知っているわけ
ではありません。
木星には縞模様があって、土星には輪があるというのは
教科書に載っていますが、じゃあ今度見てみましょうという
授業は受けていないと思います。
つまり現物はみんな見ていないのに、何の疑いもなくもはや
自分の目で確かめてみたいと思う人もいないというのは
何とも怪しい状況ではないでしょうか。
よく天文初心者という人が騙される例として、通販で天体望遠鏡
を買ってしまうというのがありますが、その謳い文句が土星の輪
もよくみえるというものです。
土星のリングも木星の縞模様も日本国内の最大級の望遠鏡でも
よく見えないというのをNHKのEテレでやっていました。
その時でてきたのがすぐ近くの群馬の天文台でした。
私もすぐ近くまで行ったことや標識では目にしたことがあります。
毎年観測会みたいな催しもあるようです。
ですが、軌道やら衛星の数やら大きさやらすべてが明らかに
なっている今、現実にはぼやけた画像しか望遠鏡では見えないという
事実を知るというのは逆にシュールでにわかに我々は何を信じ込まされて
来たのだろうという気になると思いませんか。
現代人は空を見て月以外の太陽系の惑星を見分けられる人の方が
特殊な存在となっています。
しかし、そんなことを考え出すと自分の国の正確な面積を知っている国
の方が特殊で、国と国の境界があいまいなところなどあまたあることや
自国を隅々歩き尽くした人さえいないことや、日本でも県と県の境界が
定まっていないところや、まして自分の町内さえ知り尽くしてはいない
という現実に思い至れば月を眺める意義も出てくるのではないでしょうか。
最近ブームの聖地巡礼とかパワースポットですが、わざわざ行かなくても
月を眺めるだけでOKです。
お供にはこの『月映え』をどうぞ。
深まる秋にたまには月を眺めてみませんか。
一番身近な宇宙を感じる月を見てみるということで、
月映えですが、昔からよく知っているような気になって
いるわれわれ現代人の惑星感もみんなマスコミの
映像からの知識であり、実物をみて知っているわけ
ではありません。
木星には縞模様があって、土星には輪があるというのは
教科書に載っていますが、じゃあ今度見てみましょうという
授業は受けていないと思います。
つまり現物はみんな見ていないのに、何の疑いもなくもはや
自分の目で確かめてみたいと思う人もいないというのは
何とも怪しい状況ではないでしょうか。
よく天文初心者という人が騙される例として、通販で天体望遠鏡
を買ってしまうというのがありますが、その謳い文句が土星の輪
もよくみえるというものです。
土星のリングも木星の縞模様も日本国内の最大級の望遠鏡でも
よく見えないというのをNHKのEテレでやっていました。
その時でてきたのがすぐ近くの群馬の天文台でした。
私もすぐ近くまで行ったことや標識では目にしたことがあります。
毎年観測会みたいな催しもあるようです。
ですが、軌道やら衛星の数やら大きさやらすべてが明らかに
なっている今、現実にはぼやけた画像しか望遠鏡では見えないという
事実を知るというのは逆にシュールでにわかに我々は何を信じ込まされて
来たのだろうという気になると思いませんか。
現代人は空を見て月以外の太陽系の惑星を見分けられる人の方が
特殊な存在となっています。
しかし、そんなことを考え出すと自分の国の正確な面積を知っている国
の方が特殊で、国と国の境界があいまいなところなどあまたあることや
自国を隅々歩き尽くした人さえいないことや、日本でも県と県の境界が
定まっていないところや、まして自分の町内さえ知り尽くしてはいない
という現実に思い至れば月を眺める意義も出てくるのではないでしょうか。
最近ブームの聖地巡礼とかパワースポットですが、わざわざ行かなくても
月を眺めるだけでOKです。
お供にはこの『月映え』をどうぞ。