King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

あまりにないことだらけ

2013年10月27日 23時59分28秒 | 日々のこと
久しぶりに朝早く起きて長野県に出かけました。

これは町内の行事に参加したものです。

その目的地の一つが松本城でした。

日本に現存する天守閣というのは12あり、そのうち最古と
いうこのお城ですが、みななぜこのお城を見に来るのでしょうか。

大阪城や名古屋城のように再建されてエレベーターがあるような
お城でも人気で観光客が絶えませんが、姫路城や彦根城のように
戦国時代より建つ城というのはタイムカプセルのように我々に
何かを訴えかけてくるような何かを持っていると思えてなりません。

とはいえ、当時の姿そのままを伝えているものがあるはずもなく、
諸々の修復とか人の手が時折々に入っており、どれだけ当時の
情報が今に伝わっているかを検証するのもまた楽しみかも
しれません。

このお城を見るのも重要な一つの案件ではありましたが、私に
してみれば、もっと重要な目的があり、それが青春の思いとも
いえる北杜夫がその当時残したという落書きを見るというものが
あり、これはお城から離れたところにあるので今回果たせません
でした。

これは夢を果たし過ぎてはいけないという私の行動規範にそって
いるかなと当初思いましたが、今回の結果を思い返すとあまりに
何も得るものがない旅行であり、秩父に帰ってまた感じる満足感
もふるさとが与える安心感も今回は実に少ないと感じる旅となり
ました。
コメント
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