King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ニカラグアにします

2013年10月31日 09時42分17秒 | 珈琲
最近よく焼くのが、ニカラグア、モカシダモ、カロシトラジャと
いったものです。

インドネシアの豆を好む人は多いのですが、何に引かれているのか
答える人は稀です。

マンデリンが一番という人。

当店ではゴールドトップマンデリンがありますが、それがそのマンデリンに
あたるのか。

そもそも当店でどこどこの何の豆が好きという話をする方は少数派です。

逆にどこどこで飲んだコーヒーがとてもまずかったとかまずかった話は
多いのです。

どんな珈琲のどんな味を望んでいるのかは聞かれないことが多いのですが、
この豆はどんな豆ですかという質問は多く、どんなものを望んでいるのか
答えられない人にこんな味なんですという答えをするというまるで禅問答の
ようなことをしているのです。

季節のブレンドを毎回楽しみに他県からも通ってこられる方がいる一方、
秩父市内在住者で何度か探して近くまで行っているけど見つからなかった
などという人もいます。

朝晩冷え込み、暖房も恋しくなってきました。

こんな時期にはやはり珈琲が似合います。

カロシトラジャなんかは今の時期にぴったりな味です。

マンデリン好きという人にもぜひ試していただきたい味です。

そして、夏あの暑い中飲んだカロシトラジャと今の時期に合わせた今様の
焼きにした味の違いを堪能していただきたいと思います。

昨今多い高級豆とか限定豆とかいうなかで、高級感が増したニカラグアも
実際にこれがニカラグアの味というイメージを持たれている方は非常に少なく、
ただ、最近おいしいと噂の豆にニカラグアやエルサルバドルの名が重なる
からという理由らしいです。

もともとグアテマラなどの中米で多いブルボン種がその主な品種でどこも
この豆で同じ味だと思われている節がありますが、おいしい高級豆の
イメージの発生源がこのブルボン種であるならば、今当店で焼いている
豆はそれにあたらないのです。

当店の豆を飲み慣れている人は、もはや中米のブルボン種ではちと
物足りないと感じている人がほとんどだと思われます。

今の季節が進んで落ち着いて深い味の珈琲が飲みたいときには特に
色々な顔を見せる希少種の豆がお勧めです。

それがニカラグアのジャパニカだったり、エルサルバドルのバカマラだったり
します。

ブルボン種の醍醐味から知りたいという方にはニカラグアのリモンシリョ
ブルボンがおすすめ。

自分はマンデリンの何にひかれていたのかという自分探しの方も
どうぞご来店ください。お探しのものが解るかもしれません。

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