King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

歩きで知る秋の臭い

2013年10月01日 11時01分28秒 | ジョギング
いつも今の時期に買う重要なムックがあります。

NBAの選手名鑑なのですが、選手移動の激しいリーグの
今年の戦力がどうなっているのか知るには必要な本です。

ですが、今年はすんなり発売になったと思ったら、いつもの
増刊というムック形式でなくて、いつもの月刊誌の11月号と
して発刊されたものでした。

内容はいつもの情報量からするとなんか物足りなく、さらに
チームの戦力分析や情報にがっかりし、個々の選手の情報も
まるでだめだめです。

そんながっかり体験とともに消費税はどうやら企業減税をしても
やるらしいと厳しい先行きが示されての10月入りです。

昨年も財政の崖というので大騒ぎした米の予算が決まらない
という議会運営と大統領のやり取りをいらいらとしながら、
どうしてそこまでやるのか、どうしてそんな形ばかりのような
議論展開が子供のダダのように見えるのかオバマの自分は
高級弁護士というような利益主導的世界運営のようにみえて
仕方ありません。

昨日は、90分ランの後なので走るのは休みにしてもよかった
のですが、一度も外に出ないと何とも気持が悪いし、気持ちの
切り替えもできずに寝ることになるので、スロージョギングで
コースも明確に決めずに、影森方面にゆっくりと走り出しました。

いつもの12Kのコースにしろ、荒川越えのコースも1時間20分程度
走ることはざらですが、たかがそれから10分加わるとなぜか精神的
にも体の負担とか筋肉の損傷とか急に加わる感じがします。

走り終わった後からすでにひざやら筋肉が痛みますし、立ち上がって
腰が曲がったまますりすりと歩く感じになったり急に年寄りのような
動作になってしまいます。

そんなこともあり、ゆっくり走れるだけ走ればと走り出したものの、
西武の高架をくぐったあたりからスローになり、12番の入り口では
すでに歩きとなっていました。

私は昨日長袖のTシャツとハーフパンツとふくらはぎのサポーターと
もはや冬のような装備でしたが、道で会う人達はみんなまだ半袖
短パンでした。

そんな人が道で歩くでもなく立ち話をしていたり、星空を見ていたり
するわきを歩きました。

すると普段きんもくせいの香りしかしないのが、ブドウの香りやら
栗の木の香りとか草の香りが場所場所に変化して秋の香りを
教えてくれます。

何日か前から気になっていた星空の変化もあり、北の空にいつもは
見られない明るい星があるのが気になっていました。

それは、かなり低い位置にあり、色が赤くなったり白くなったり
変わるので星なのか照明なのかずっと気になっていました。

あまり低いところだと山を走る車のヘッドライトを星と勘違いすることも
あると言います。

でも何日か続いて見えているので、星には違いないようです。

そして臭いですが、最近いい臭いばかりでなくて夜ごみを燃やしている
ような臭いや排気ガスなどが妙に走っていても強く残っている感じの
ところがあるように思えます。

昔より工場と呼べるようなものが町の中から消えた秩父なのに、夜に
そんな匂いがするのはちょっやな感じです。
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オリックスに聞く

2013年10月01日 09時51分58秒 | 日々のこと
先月の日経私の履歴書の著者は宮内義彦さんでした。

先月ほど、いつの間にか、えっ、そうだったのという展開で
目を離せなくなりました。

それまでは普通の苦労話とも自慢話ともつかないような
日本でリースという新種の金融業を根付かせる話だったのが
平成の経済的事件には常にオリックスの名が出てくるその
カギを握る張本人だったことを思い出させてくれたのです。

プロ野球の再編もかんぽの宿買収も村上ファンドも郵政民営化も
その渦中にいた人でした。

そして、それは岩盤規制が小泉改革に立ちはだかったからで、
今この履歴書を読む読者は、改革がとん挫しさらに民主政権下
でとんでもない方向に向かい、大災害で見えにくくなっていますが、
今安倍政権でもこの岩盤規制を崩してなお成長拡大を日本が
目指せるのか、世界に伍する先進国としてやっていけるのかという
瀬戸際に立ち、20年に及ぶデフレ経済の停滞はこの改革なくして
財政再建と景気拡大という難しいかじ取りはなしえないのでは
という思いに駆られます。

時代をみても井上準之助の金本位制にして緊縮財政をして
経済の立て直しに当たるも経済は落ち込み、その後の高橋是清
により持ち直すという流れをみれば、財政出動をしても増税を
したらやはり拡大戦略にならないんじゃないかという思いを
強くします。

復興予算は二年前から使われていますが、実際我々が負担する
住民税や所得税はこれから長く負担が続きます。

それにまた来年度から二年続けて消費税が上がるとなれば、
我々の実感のないまま、企業には減税、庶民には物価高に増税
という形になり、不公平感と高負担感は増して景気減速要因に
なるように思えます。

安倍首相の動きで財政出動と異次元緩和というながれのなかで
未だ岩盤規制やら古い法律やら先送りされ取り除かれたとされる
規制や概念が残っていることを先月の履歴書は教えてくれました。
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