King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

必要な苦み

2015年05月16日 10時35分30秒 | 日々のこと
インスタントでは満たされ無くなったコーヒー好き
が口にするのは必要な苦みです。

ただ、おおてチェーン店などのカフェで買っても
その強い苦みだけになんとなく満たされないという
思いはよく聞きます。

しかし、そういった方が当店を訪れるとまったく
苦みがないと感じるのかあまりにすんなりと何の
抵抗もなくしみいるように入ってくる感じといい
まるで珈琲じゃないみたいという感想を述べます。

そういう人が日常に飲む珈琲とは刺激という意味で
苦みなのか、カフェインの補給という実際的要求
なのか、苦みは必要不可欠な要素のようです。

しかし、普段の珈琲にうまみと甘みが感じられる
物だったらどうでしょう。

実は必要以上の苦みは却って邪魔だと知って飲む
のとあじわいにそれを気付いたとしたら。

そんなところに考えが及んだ方は自分の時間が
また一つ豊かになったと実感していただけるのでは
ないでしょうか。

今回もニカラグアリモンシリョバカマラPBは
深煎りにしてみました。

見た目からして苦そうな黒くてつやつやした
迫力の大豆です。
コメント
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