King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

あきらめのタイヤ交換

2019年05月10日 13時22分32秒 | 珈琲

昨日はお昼休みにタイヤ交換をしました。

暑くて汗が滝のように流れる中、休み時間中にこなしてしまわなければと

頑張りどうにか次の試飲タイムに間に合いました。

 

今年は異常事態で三月四月のスキーシーズンに一度も出かけていないという

例年にない状況で、そして雪が悪くてもズルズルと連休過ぎまで滑るのが

未練たらしくもあり、またコブを滑るという目標もこの時期ならではのもの

なのですが、あの視界もままならない吹雪の中新雪に戯れて、宿に帰れば暖かい

温泉が待っているという体験をしてしまうと三月は風と天気の良い日を見極めて

溜まった期末処理などの中を潜り抜け宿を予約するということになり、昨年から

冬は葬式が続くというのが新たに加わり、昨年は葬式とスキーと交互にこなして

いたのですが、今年はついに葬式と法事に明け暮れるだけとなりました。それに

バスケットの試合が加わり、後確定申告でもう手いっぱいで身動きできず、この

三月をスキーに行かないともう雪が緩んでくる中、さらに続けようという気も

起きなくなってくるというのを今年は経験しました。

 

それに昨年より宿が高くなっている印象や予約がとりづらくなっていることなど

も影響して益々手控えてしまったのです。実は4月になればもう各スキー場に

外国人の姿もなく、それでも滑れるスキー場も限られてくるので客足は平日でも

途切れることはなく人はいるものです。

 

昨年行った白馬や志賀は宿も安く、ゆったりと過ごせて温泉も良いので気に入っている

にもかかわらず、昨年行ったしという気も起きてしまうのでした。ならばかぐらに日帰りで

行こうとタイヤは交換せずに置いたのにはたまたいろいろな出費が重なるのがこの季節で

保険やら税金やらと金は出ていく一方で面倒なことも色々と起きるのでした。

 

そして、温暖化の影響で暑い日が続くともう行かないんだろうと周りからは言われ

そうだなあと段々意識も委縮してなんだか周りから免許を返納を勧められる老人の

気持ちが解るこの頃です。

 

ふと日本に大挙して押し寄せる外国人スキーヤーの様に雪のいい時だけでもいいのかも

と思ったりもします。

 

そして、もう一度行った温泉地や同じスキー場じゃなくいつか行こうとしたあの地へ

という思いを果たしていくというのでもいいのではと。

そんなさみしい考えをしている反面今年はカニ食い放題というのをやってないことに

気が付きこれだけはこれから暇を見つけてやって置きたいというささやかな野望も

出てくるのでした。

 

イベント用の豆を今日は焼き、今までより細かい要望に沿うよう私なりに工夫して

焙煎して焼き上がりにハンドピックして容量ギリギリの焙煎ながら以前より十分な

膨らみも香りの立ちも良いことに満足し名前だけの豆を仕入れるバカらしさをまた

改めて感じるのでした。

 

未だにハワイコナやブルーマウンテンはないのですかという電話もあり、今それらの

豆が200gいくらなのか知っているかということや下手をするとブラジルサントスNO2と

コロンビアSPの味の違いがあなたに解りますかと聞きたい気持ちをぐっと抑えそれらを

仕入れるバカらしさともっと安くてうまいと感じる豆がいつでも焼けているので試飲を

してみませんかと私もしゃあしゃあと言い出すこともないのでした。

 

最近は試飲したいとそれが目的で来る人もいますが、試飲を勧めると何か気の利いたことを

いわないといけないと尻込みをする人も多く、店内の入口から先に入らない人もいます。

 

私がスキー行を諦めたのと同様、何かを諦めたり断念しての行動でなければいいのですが。

コメント
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