King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

広がった空とカメラマンコート

2019年05月21日 09時11分20秒 | 珈琲

最近ネットを見ていると行く先行く先にちょっと買おうかなと思ったものが

ずっとついて回るという経験をしたことがないでしょうか。

私は昨日気になっている服をついに負けて発注してしまいました。

これなどは下手に変なものを検索するとずっと一日その品が出てきて心落ち着かなく

なり、心が少し弱っているときなどは特に注意です。

 

さて、今日は朝からかなり激しい雨でした。

 

昨日から降るのは解っていてその準備はしていました。

昨日は午後から庭の木を伐採して昨日のうちにその枝も雨にぬらさらないように始末

しました。

 

今朝はリビングからの空も昨日よりぐっと広く感じられ世界が広がった感じで

また違った雨空に見えます。

 

昨日までは続いた風の吹き抜ける感じも今日はなく、屋根に落ちる雨の音を聞くことに

なります。

 

こうなれば久しぶりの雨も楽しまねばなりません。

 

実は雨が降ったらこうしようという事はいくつか用意していてこれからの梅雨の時期の

必須の準備事項です。

 

さてさっそく実行したそのうちの一つにしばらく出番のなかったカメラマンコートを雨の日に

着るというのがありました。

 

普段から雨が降っても傘を差さない私は、レインコートとか雨の日に着るものがいくつかありますが、

なぜかしばらく着てなかった服というのもどうしても出てきてしまい、それがなぜなのかもわからない

まま、いつしかお蔵入りという事ですっかり忘れ去られていてそれがひょんなことから復活しようと

思いつくのですが、これもわざわざ気にしていないと忘れたままになってしまうのです。

この様に雨の日リストを作っておくと何か雨の日も何やら楽しいイベントに変わります。

 

それに当然のように今日は走らないんでしょと良く雨の日に聞かれますが、雨でも走る日の方が

多く、雨は雨で楽しいこともあります。

 

珈琲はどうかというと雨は雨の日の珈琲があるかというとこれは全く今までと同じでいつもの

ブラジルで朝を迎えて、この屋根に落ちる音を聞きます。

 

そして思うことは、芭蕉の蚤虱、馬のバリする枕元です。

 

これはどういう場面とか旅の迎えた経緯とか当時の平均的旅の状況が解らないと

どう評価していいか解らないものですが、でも現代この歌を聞いて想像するに

芭蕉の刹那感とかライブ感という切り取り方とその極地を感じるという事です。

 

今朝の広がった空と雨の音と珈琲とカメラマンコートが全く同じライブ感に響きます。

コメント
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