King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ガンサバイバーのつぶやき

2019年05月13日 11時29分29秒 | 日々のこと

先日のテレビのドキュメンタリーで元アイドルの人がガンを公表したその後を

やっていました。

いまではガンは直ぐに死に至る病気とは言えない実態とそれにつれて感じること

が最近周りにあり考えることが続くのでした。そのアイドルの言ったことによると

若い女性が乳がんになるのは10人に1人の割合であり、仕事を続けて治療が可能な

病気であるという事でした。

 

一方樹木希林さんのように全身に転移して亡くなる方もいるわけで直ぐには死なない

けれど以前のように実験的最新治療を受けてもたいして余命が伸びるわけでもなく

苦しいだけという状況でもないようです。

 

そうなると何故とか理不尽とか、怒り、不安といった感情が渦巻くといった状況の中

何気ない会話が癒されるのだとか。

 

人生100年時代などといわれ高齢の人が増える中、昨年、今年と葬式に参加する日は増え

その人たちの年齢は皆80以上でした。

 

人間の寿命は最高で130歳という限度は変えられないそうです。

 

いずれはほとんどの人が130の寿命を全うし、その人格は電子保存されるような未来があるかも

知れません。

 

一方地球上で一番寿命の長い生き物として楠や銀杏などがあります。400年500年という寿命と

いわれていますが、現存する巨樹は2000年の物もあります。しかし、黙して何も語らない彼らに

その存在理由と現存を問うとなにやら生そのものの意義を考えざるを得ません。

 

そうなると人類の一員としての生とか、DNAを残す意義とか、ハイデガーの存在論などだしてきても

元々東洋の思想としては最初に無という観念があり、西洋の神やら創造主というそれこそ想像の物を持ち出して

応えてきた歴史からすれば、現実に2000年も生きている生命を前にすれば100年と2000年の差は歴然で

一言も発しないその存在の前に人間などは何を言っても無意味に思えてくるのでした。

 

確かに今までに人類が解き明かした科学的実績は自然の一端を明かし、その謎に光をさしはしたものの、

なぜ我々が生まれ何をなそうとしているのかという単純な事さえわかってはいないのです。それは2000年も

生き続けた巨樹とたいして差はないのではとどうしても思えてきます。

 

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満開のつつじの通りを

2019年05月13日 09時54分44秒 | 珈琲

今庭の杏の木には毎日様々な小鳥たちが訪れ目を楽しませて

くれます。とりわけコゲラのユーモラスなしぐさに癒され朝の

珈琲タイムは豊かなものになっています。

 

夜のランニングは6時頃出ると明るいうちに走ることになりまた違った

風景の中走り抜けることになります。

昨日はまたミューズパークで走りましたが、もうすでにねむの木の花が咲き

シャクナゲの花も咲いているようです。これはランニングコースにもあったのですが、

シャクナゲ園の様にまとめられて今はそちらに移植されてしまいました。

 

サイクリングコースにはつつじも植わっていますが、ここいらのつつじは低い植え垣で

走っていても別に影響はありません。この先気になるのはハクウンボクやアカシアなど

の高い木の花が楽しめることです。

 

走っているとそんな花が目に入るだけで応援されたように感じるのですが、さらに

花の群落はその香りの中を走ることになり、また特別な心地になります。

今だと、キヤノンの通りの生垣が丁度満開でこのツツジの香のシャワーを浴びて

走るという稀な体験ができます。

 

今後このような体験が可能なところとして、秩父駅から公園橋までの歩道に植えられた

アカシアがありますが、こちらはあまり匂い立つというほどの花が多くなく、気が付くの

が稀なくらいです。金仙寺原のアカシアは匂いが強く夜走っていてもはっきりと甘い香りが

感じられます。さらに伝承館の歩道のジャスミンの香は格別です。これは癒されるなんて

もんじゃなく生き返った感じになるくらい香りによる効果があります。

 

そんな体験も暑い中ヘロヘロになりながら走り続けての感覚であり、花の香で癒されると

いっても一般の人にどれだけ理解されるかは不明です。しかし、これは珈琲を味わう上で

強い味方になっていることは間違いなく、味の表現にをするときにこの花々が咲き誇っている

中を走り抜ける経験がないとイメージの広がりも香りと味の共鳴も言葉を尽くしても感じて

戴けないことなのかもしれません。

 

これは簡単なことなのでどんなサプリや健康飲料などよりも効果的であるのでぜひ実践して

見ていただきたいと思います。今なら軽くキヤノンの前を一往復ジョギングするだけで今説明

したことがお解りいただけると思います。これは何も花が咲いているときだけではありません。

雨上がりの森の中とか日が落ちた田んぼの脇とかホタルが乱舞する水辺とかいくらでもあるのが

秩父なのです。

 

何も人工的なものを作って人を呼ぼうとあれこれするよりももっと何かを見落としている

そんな感じの方が強くします。

 

例えばミューズパークに新アトラクションでフリーフォールというアトラクションが

あるらしいのですが、それがどんなものかどこでどうやれば体験できるのかというのは

ミューズパークのホームページを検索しても良く解らないのです。さらに、今どんな花が咲いて

どんな感じなのかさえわかりません。同じように新アトラクションを作った草津の場合など

SNSで盛んに広報していてあの天狗の壁の所からリフト乗り場まで降りるんだとすぐわかります。

今ミューズパークのそれと似たアトラクションでさらに今は開設記念で安く利用させているという

アピールもネット上からは解りません。

 

雲海などもアピールされていますが、それはほんの一部分なのだという意識がないとただのインスタ映え

で終わってしまわないでしょうか。

 

同様におざなりな空き家対策などもそうでもともと不動産に対する認識の甘さが日本にはあり、他の先進国と

資産の価値が土地に偏るという誤った利用と法体系により空き家が増えて過疎化もそれによりすすんでいると

いう側面があり、行政がそれに少しでも対策できることが可能なのに下手な起業や観光資源の開発など

行政主体で行う事でないことばかりが行われています。

 

これもツツジの咲き誇る中を走るとどんな気持ちになれるのかそれを知る人を増やしていくと変われる

のではと思います。

 

 

コメント (1)
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