King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雨の月曜日カーペンターズの歌のように

2020年04月20日 10時12分11秒 | 珈琲

昨日からグアテマラSHBはティピカの豆になりました。

こんな在庫になります。

昔の喫茶店のストレートでグアテマラなら多分この大粒系のティピカであったかと思います。

ところが最近はブルボン系の小さい豆の方が多く、カップオブエクセレンスのコンテストが

グアテマラであったとき、多くの農園が取り上げられたりブルーレイクとかアンティグアの

名前が知られるようになりました。

 

軒並み200g2000円以上の豆がグアテマラでも当たり前になり、その時豆屋はグアテマラというと

テカリを出すため割と深めに煎りどうだとばかりに画像を出してその独特の茶系で明るい色なのに

テカリが出ている豆を誇ったものです。

 

そんなティピカの豆は独特の焼き立てで出る光と焼き色が印象的ですが、それと同時に焼き上がりと

日を置いて挽くたびに香る香りの変化とその風味にこの毎日変わる寒暖の差の激しい春先の陽気と

目に入る山の新緑とともに味わうとなんともぜいたくな気分になります。

 

今朝のニュースでは鎌倉や公園などでは人出が増えているとやっていて秩父に来るなと騒ぐ人も

ネットで見られますが、別に入ってきても接触がなければ関係ないことのようにも感じます。

岩手県のスキー場が県外ナンバーの車を排斥したりよそ者を敵対視する風潮が見られるのは

悲しいことです。他にやるべきことがあるのではと思えてなりません。

 

話を戻しますが、近年のグアテマラはかつての大粒豆から今ではほんの15サイズくらいの

小粒の豆が多く、その特徴も酸味の際立つ高地の豆という印象に変わっていたのです。

それにアンティグアの有名になりすぎて他の有名産地もあるのになんでもアンティグアと

付けて売りたがる商社などもありましたが、最近はマイクロロットという小口輸入で

コパンなどという今まで入ってこなかったところもありずっと選択肢が増えたのですが、

しかし、かつてのような昔ながらの品種を作る農園までありそれが入ってきていると

いうのはうれしい驚きであり、スペシャルティブームでも蚊帳の外にあった感の産地

ですが探して選んでみればこんなのもあるという成果のようでしかもそんな高くないと

いうのは喜ばしいことです。

コメント
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