募金とか義援金とか援助物資の話が周りで
盛んになってきました。
いち早く募金した企業や有名人。
それなりに立派だと思いますが、企業は利益を追求することが
一義であり、それが雇用を生み、社会貢献と繋がることを
思えば、産業の米である電力の供給が今喫緊の重要課題だと
いえます。
企業にしろ、個人にしろ、長引く不況で生活防衛のためとにかく
生き残りに掛けて、色々節約志向になり、企業は内部留保、個人は
預金がもっぱらです。
ひいてはそれが日本の経済を停滞させている原因でもあったわけで、
今この被害が30兆とも言われる大災害に、その滞った内部留保が
向かうときが来たのです。
それをするにもまずは首都圏の電力を正常にする事です。
それは福島原発を抜きにしても充分な供給量があるはずです。
なければ先にも言ったように西日本や中部地域から回せばいい
のです。
昨年何度か訪れた千葉の銚子ではいくつもの風力発電機が回って
いました。
あれらは10年前にはなかったものです。
森ビルにも君津製鉄所にも発電設備があるそうです。
リサイクル関連の発電設備や自治体が作ったプラントなどいまこそ
最大限に活用すべきです。
新聞を読むと復興資金にこども手当、高速道路料金無料化、など
民主党の主政策の資金を当て込む意見が目立ちます。
そもそも早期復活をするのであれば、昨日の連立の話など渡りに
船で、民主の主政策を凍結して復興に当たると言う前提で力を
合わせましょうと言うことなら、すげなく断るだけでなく協議を
始めるべきでしょう。
いずれにしろ、昔の寝業師のような政治家がいなくなったため
自分たちの声だけを上げ続ける政治が続く感じです。
今こそ各個人、企業の内部留保を繰り出して日本の復活を図る
べき時です。
毎日同じテレビCMばかり見させられていると、企業は何をして
居るのかと感じます。
いち早く募金するのもイメージ戦略であり、企業努力なのでしょう。
ですが、企業は企業活動で経済を建て直し個人の生活を豊かに
すべきです。
そのためには首都圏の電力供給が本当に逼迫しているのか、企業
が全て協力して検証してみてほしいものです。
もし、停電が必要なほどの供給しかないのなら増産できる目途を
建てるべぎてす。
いつまでも下を向いてられません。首都は首都の顔を取り戻す
努力をすべきです。