King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナル2013 G1 ヒート対スパーズ

2013年06月08日 20時25分13秒 | バスケ
私の予想では、トロイカ体制の復活と次々と繰り出す
スリーポイントシューターで点差を付けて、ゲーム感の
戻らぬスパーズを余裕で下して第一戦をものにするだろうと
いうものでした。

ゲーム間隔が開いたチームは初戦落としやすいというのが
NBAでは定石で、初戦を取ったチームが優勝するという確率も
非常に高いというのが習わしでした。

まあそうなるとつまらないヒートの二連覇といわれるのは必定。

そうだからか、なんとこの試合最後までもつれて拮抗して最後
ヒートは及ばないという感じで落としました。

これがどちらも入れ合ってグリズリーズのようにオーバータイム
までやってどっちつかずの状態から弱点を徹底的に突かれると
いう展開にならなかったのがヒートの戦略で横綱相撲的なところ
でしょう。

ついこの間まで、戦えるのはレブロンのみのような戦い方から
今回はトロイカ復活&ウエイドのスピードもパーカーとその質を
比べるかのようなインサイドへのペネトレイトを見せます。

パーカーも最初そんなスピードでは抜けずにターンとかツーメンピックに
頼らなければ単独のスピードでインサイドで自由に打てないところを
みせ、スパーズの決定的な武器はないところも確認できたところ
でしょう。

シュート率もインサイドもスリーでもヒートの方が高く、リバウンドでも
勝っているものの、TOとフリースローでわずかに負けて落としている
ことからいかに巧みな戦い方であるかスパーズの真骨頂がみてとれ
ます。

ヒートは、最後のQではジャズのそれぞれが自分のソロパートを魅せる
かのようなパス回し&フリーワンノンワンを繰り返しますが、それでも
レブロンへのボール集中はやりませんでした。

これは昨季のサンダーとの初戦を落とし、それから四連勝となった
再現なのか、選手の出し方からするとペイサーズとの初戦と同じ
何が通じて何がだめかのような出し方でこれはやはりサンダーとの
戦いの再現になるのか興味の増す結果でした。

次の戦いもレブロン集中で勝ててしまったなどというつまらない展開に
ならなければいいと思います。守備力、機動力ではやはりヒートで
しょうし、オフェンス能力もやはりヒートです。

今回のようにすべての確率が悪くても勝つようななぜかったのかと
いう戦いができるところがスパーズの力で、ダンカンをエースだから
とか得点源のパーカー、ジノビリのためにといったお膳立てもなければ
必要ならエースも踏み台にして勝つことができるところが長年ファイナルに
出続けてくるチームの力でしょう。

今回はその魅力を存分に見せてくれるファイナルとなりそうです。
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梅雨らしい朝に

2013年06月07日 10時11分19秒 | 珈琲
半袖ではちょっと肌寒い感じの今にも雨が降りだしそうな梅雨空の
朝です。

こんな朝にも季節のブレンドはさわやかに朝を演出してくれます。

今朝も『青嶺』で朝の一時を過ごしました。

珈琲の香りに包まれる朝は安寧とくつろぎが訪れ、しばし鳴きかう鳥の声にも
耳が向きます。

今年は、ウグイスよりケトルケトルケトルとずっと言っている鳥がいます。

チッチッチッというホオジロ系やスズメなどいろいろな鳥の声がしますが、
時に気になる特長のある声がずっと繰り返し耳に残るときがあります。

それが今のケトルケトルケトルという鳴き声です。

何かせかされているようなのんびり珈琲を飲んでいるんではないですよと
言われているような感じの声でした。

そんな声にせかされて焙煎室の掃除にかかります。

先日焙煎機をかなり徹底的に掃除したところ温度計の出方が変わり、
ハゼの温度が早くなり予断を許しません。

豆によりその温度もまちまちに変わるという本来の形になってきました。

これにより細かい変化をつけることが可能になったのですが、これが
いいのか、前のどの豆でも同じ温度でハゼが来る状態がいいのか
よく解りませんが、新豆を焼くときの注意は前以上に必要になりました。

そして、気が付くこともあり、ガスの開け閉めもそんな細かくするよりは
あるときに開け、あるときに締めるという二回くらいで十分な感じも
します。

絶対に変化を付けてはいけないポイントはあり、少しの開け閉めで豆に余計な
苦みが出たり、本来の味でないものが強く出たりします。

そんな失敗により決してしてはならないものが増えてきて操作法も確立
していくのでしょう。

そんな焼き方を他の店で請われて焼いてみたりしてお互い研究をして
見るなんてこともありますが、結構見せてもきずかれないことの方が多い
というのが最近の傾向です。

割と深く煎ればOKというのがあるようで、それも早く手短に仕上げるのが
傾向のようです。

スペシャルティの豆を取り扱うことによりマイクロサイズの釜を導入する
店も多くなり、それでいつもの焼き方をして失敗しているのもよく聞くこと
です。

お客さんはこちらがネルを変えたのまで解る人がいます。

決して手を抜けないというそういう気持ちをいつも維持したいものです。
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ECF G7 ヒート対ペイサーズ

2013年06月06日 13時19分31秒 | バスケ
ヒートのホームに戻っての最終戦。
泣いても笑っても最後となった試合です。

とはいっても最初からペイサーズはもうある程度
自分たちはヒートに通じないという感じでやっており、
控えの選手が出始めた辺りから今シーズンの終わりを
感じているかのようでした。

というのは、やはり早く走ってボールを運んで決める
ヒートに対して、スパーズは中で守って早く返すという
守り基調タイプで、自分から仕掛けるとか、ゲームを
支配する得点力のある選手がいないというのも解って
いるようです。

それならば徹底的に守りきり、最後まで抵抗してもらい
たい感じですが、中に来たと思えばやはり得点は外からと
スリーを多用したり、中に攻めるときにはスピードで完全に
抜き去った時の速攻であったりと少しづつ守りの気持を
挫く少し頭を越した攻めをされてそうだな自分たちはまだ
ファイナルの器ではないなという納得をしたかのような
諦め振りです。

ヒバートのインサイドでの強さも攻めではそう圧倒的に
感じることはなく、レブロンに集中しているとボッシュが
たまたま拾って入れたりと妙に連携がいいように攻められ
しまいます。

そして、レイアレンの連続スリーなど決められると点差が
開き、あきらめムードが出てきてしまいます。
最初からあきらめムードの選手もいましたが、若手はやはり
このチャンスというのはたとえ負けても来季への売込みにと
必死のプレーもあり、今季開花したとされるポールジョージなども
全開のプレーでファウルアウトしてまで頑張りましたが、
チームのシステムに忠実だったジョージヒルとはちょっと
雰囲気が違い、エース昇格にはこのチームでということより
出て飛躍を考えているのか立場が気になるところです。

ヒートのベテランやウエイドがリハビリ的にプレーしていた
感じのこのカードでしたが、最後に片鱗といつまでもレブロンだけ
ではないというのを感じさせた試合でした。

しかし、スパーズとの一戦はこんな感じではなく、一気の制覇を
見てみたいものです。

大量得点でオーバータイムにもつれ込むようだとスパーズの
ペースであり、一気に逆に接戦を演じつつ負けというのもあり
そうですが、本来のオフェンス能力全開で圧倒してやはりヒート
二連覇が順当な感じもします。
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ケニアの豆

2013年06月05日 09時34分10秒 | 珈琲
この時期ケニアの豆、タンザニアの豆はよく飲まれます。

当店で言うと、ケニアAA、ケニアカラティナ、ケニアレッドマウンテン、ケニア
マサイ、タンザニアスノートップ、タンザニアエーデルワイス、タンザニアアデラ
などです。

この豆をお勧めするのに少し躊躇するところはどれも豊かな酸味があると
いうことです。

昔喫茶店によく通われていた人たちのイメージで、キリマシンジェロは
強烈な酸味があるという人達がいます。

それをまた味わいたいという人もいるのです。

そういう人たちにどういう味をイメージしているのか聞いてもどうもこの
地方の味とはそぐわないものがあり、酸を味わえるように焙煎しても
昔の味と違うといわれてしまいます。

かといってまずい訳ではないといいます。

私の場合、酸味といえばコロンビアの豆です。

これは焙煎してすぐに飲むとシュワーと咽喉に強烈な刺激がある酸があり、
それがまた焙煎直後にしか味わえない独特の味であり、癖にもなる妙味で
魅力です。

しかし、これは古くなると独特の嫌な酸味になることがあります。

昔の喫茶店とか抽出技術には古い豆もうまく淹れるという技がありました。

紙のドリップではどうしても紙の味がしてしまうという疑念もいつしか材質が
紙でないものまで出たり漂白作業をしないものまであったり、余計な味が
付かないということでは格段の進歩がありました。

そして、形状も三つ穴から一つ穴といろいろあり、好みにかなうものと
なりました。

下手に落とすとその時間のかけ方で余計な酸味を感じることもあります。

じっくりと蒸らして後はさっさと短く仕上げるというのが望ましいのですが、
時間をかけすぎると苦みが出たり酸っぱく感じたりします。

そんなのとは別にケニアやタンザニアにはたっぷりの酸味があるのですが、
それからイメージされるのは南国とか熱帯とかからっとした明るいものです。

これをこの湿気の多い日本の地で飲むとさわやかに感じたり、さっぱりと
舌触りの良い感じに感じたりするのです。

そんなわけで梅雨のジメジメも雨もよいの日もケニアやタンザニアは
似合うのかもしれません。
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青い山

2013年06月04日 09時29分04秒 | 珈琲
新季節のブレンドは好評発売中です。

今の季節とはどんなイメージですか。

この空の下あなたならどんな珈琲を望みますか。

私は今の季節だと霧に包まれた山の上で迎えた朝を
イメージしたのです。

というのは、先月久しぶりに見た三峰神社の様子が
NHKの昼のニュースの後のライブ中継で見たからです。

私は5年間ほどこの山間の地で勤務したことがあり、三峰
山頂地域はいつも霧の中であったことが強烈に思い出され
ました。

五月から八月といった爽やかに感じる季節にも山はじっとりと
いつも霧に包まれていたのです。

秋の霧の中、冬の霧の中それぞれに雰囲気があり、どの季節
だから霧が晴れるというのではなく、たまたまふと気が付くと霧が
晴れるのです。

真夏でも谷から上がる風がいつも吹いていて涼しく、冬は一度雪が降ると
春までそれは融けません。

そして、今の季節山頭火が詠んだように分け入れど分け入れど
青い山です。

秩父の我が家からは常にその山がぐるりとまわりを囲っている
わけですが、晴れていようと雨で煙っていようと背骨のように
ごつごつとそれは厳然と横たわっているのてす。

さて、そんな夏の青い山を見て飲む味はどんなものか
試飲に訪れてみませんか。

季節のブレンド『青嶺』。好評発売中です。
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ECF G6 ヒート対ペイサーズ

2013年06月03日 13時03分47秒 | バスケ
ヒートがリードを取ってペイサーズのホームに帰っての
第6戦。

前半はペースを探るような点の取り合いで、ペースを握って
リードを取ってもすぐにまた追いついてというやり取りと探り合いの
行ったり来たりのまま終了しましたが、後半のペースの取り合いが
激化すると途端に雰囲気も変わり、最初ヒートに渡ったペースに
ペイサーズがインサイドへの攻撃を強化し、かつ守りをぐっと強めて
ターンノーバーを連発してペースを固めるともうそれから優位な状態を
渡しませんでした。

特に守りで分断したことで、レブロン以外単独で得点できる選手が
いなくなり、より守りの罠にはまることになりました。

ここで、スピードに乗ってインサイドへの攻撃を強め、そこから外の
長距離砲で大量得点というのがヒートのパターンですが、それも
徹底してなくて不発に終わりました。

このプレーオフに入ってからレブロンへの依存度が増しているヒート。

ラッキーマンのアンダーセンの出場停止などそれに拍車をかける形に
なり、結局落としましたが、まあそれも予定のうちでしょう。

逆にこれを経過するのも早々にファイナル進出を果たしたスパーズを
じらすことになり、待たされたチームが初戦を落とす確率は高く、かつての
ピストンズが優勝した時のような感じになりつつあります。

後は連覇に向けで地元で仕上げるだけでしょう。

レイアレンは楽をしているけれどまだまだやれると思います。
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モカシダモ

2013年06月03日 11時07分41秒 | 珈琲
酸味のあるコーヒーという言葉がよく聞かれるのは
スーパーなどの売り場の豆を買う人の間ではよく
出る言葉のようです。

喫茶店で飲むコーヒーが胸焼けがするというのも
普段新鮮な豆しか飲まない人には感じることができ
てもスーパーの酸味がどうのという会話をする人には
起きないことかもしれません。

ただ、これらはのことはどれも一般的なことでどこの店
とかどこの豆がという特定の物に限っての話だと変わって
きます。

というのは、うちで試飲に出す豆でも3ヶ月前の豆を使って
淹れることもありますが、酸っぱいとか酸味がなんて話には
なりませんし、まして胸焼けがするということもありません。

手網で自分で焙煎をした経験のある方なら経験があるかも
しれませんが、生焼けの豆が数個あれば胸焼けがするほど
酸っぱく感じるものができることもあります。

鮮度だけでなくて完全に煎れてない豆も胸焼け要因であり、
酸味をだします。

しかし、珈琲の醍醐味はこの酸味であり、甘みを感じられる
豆は酸味があります。

モカシダモは深いチョコ味が心地よい甘みたっぷりの珈琲です。

これからの季節ホットでもアイスでも大活躍の豆です。

今朝も飲みました。

今年も200g820円とお求めやすく提供します。

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ブラジルセラード

2013年06月02日 23時59分42秒 | 珈琲
エスプレッソの人が選ぶ豆としても有名なセラードの
珈琲です。

来店した人のほとんど珈琲の好みを聞いて答えるのが
酸味のある珈琲はダメですとの答え。

それを聞くと勧められるものがなかったというのがこの珈琲を
用意するきっかけです。

街の喫茶店で飲むコーヒーは真っ黒で苦いものです。

酸っぱかったり酸味は感じません。

しかし、多くの人が酸っぱいとか酸味があるコーヒーが頭に
あるのはなぜなのでしょうか。

苦みにすべての謎があるのか、かつてビールでも辛口と称して
ドライブームがありました。

ビールとは苦いものとの思いが誰しもあります。

酒でもビールでもただ辛口だとうまみはどうでしょう。

コーヒーでもただ苦いだけでは飲む気にはなれません。

多くの人は苦み以外の味は記憶していないようです。

このセラードにはただの苦いだけではないものを持っています。

口に残る印象が苦みでなく何が残るでしょうか。

それを感じたときに珈琲に求めるものが変わるかもしれません。

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今月のブレンドは

2013年06月01日 23時58分43秒 | 珈琲
今月の季節のブレンドは『青嶺』です。

山頭火の分け入れど、分け入れど青い山。

そんな今どきのイメージです。

秩父の山は深い霧に包まれ、朝が遅れたかのような静かな
夜明けを迎えます。

藤の花もアカシヤの花も終わり、山は緑の濃いにおいが
立ち込めています。

秩父の山こそは、行けども行けども山ばかりの景色です。

その霧と山の濃い緑の香りはこの六月という一年で一番
休みの少ない月にやるべきことと長い休みの前に片づける
べきことを思いやり少しやる気をいつもよりつけたいときに
どこまでも続く山のように気持ちもずっと引き立てる珈琲が
いいでしょう。

すっきりと上品で澄んでいて、朝の霧のように呼吸を楽に
してくれるような自然な味わい。

そんな朝の夢の続きのような優しい山間の霧につつまれるような
心地よさをイメージしました。

季節のブレンド『青嶺』。

そして、昨年と同様がぶ飲みできるアイスコーヒーと今年は
もっとガツンと苦く、キレのあるアイスコーヒーも用意しました。
どうぞ試飲にご来店ください。
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ECF G5 ヒート対ペイサーズ

2013年06月01日 23時43分07秒 | バスケ
2対2でタイとなって、ヒートのホームに戻ってこの
ゲームを勝った方がほぼファイナルへ行くと誰もが思っている
試合でした。

前半はペイサーズがリードしていましたが、イージーな
シュートを落として、いかにも追いつめられている感じが
強く、リードしていても先が解っているかのような試合の
進み方でした。

ヒートは、最初からインサイドへポストアップしてゴール下へ
攻めることを意識的に進め、ペイサーズの核を崩すことから
始めたようです。

一番相手の強いところを攻めて、本来あるはずの連携と
信頼を打ち崩す、横綱相撲的な陥落させ方でした。

次の試合が、ビッグスリーを活躍させつつインサイドで
全て止めてしまう感じでペイサーズの強さを出して勝つような
展開を望みます。

このままぐずぐずでシーズンを終えることだけはやめて
もらいたいと願います。
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