King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『不流月』とマンデリン

2013年10月06日 22時34分42秒 | 珈琲
先日、バスケットの練習の時に一緒になる人から
毎日走って膝とか痛くなりませんかと質問されました。

東洋の魔女のキャプテンが亡くなりましたが、当時の練習を
取材した人が一日も休まず仕事が終わって5時から10時まで
休みなしで練習をしていたと証言していました。

疲れたとか休みたいとかいう人には栄光はやってこないと
いうことかと感じ入りました。

人間の体はそんなやわではないので、毎日12K位走っても
ひざや腰がだめになることはないのです。

それより何かもっと重要なことが先に見えているから練習がどうとか
言っている暇はないのでしょう。

集中している人の仕事はそんなものです。

今月のブレンドは、林檎の後ですからぐっと深く、コクが上っ面でなく
どこまでも深く続く珈琲世界へ貴方を深く深くその世界に誘うものに
したかったのです。

夏が過ぎマンデリンの苦く強い味を求める人が不流月を飲みこっちのが
いいと買っていきました。

マンデリン好きも酸味が嫌いでマンデリンが好きという人ならそんな
ことにならないのかもしれません。

マンデリン好きにもいろいろいますから、マンデリン好きだからと簡単に
区分けするわけにも行きません。

マンデリンでもクイーンスマトラでもなくゴールドトップでもなく、G1を
じっくりと強火を当てたものが好きなんていう人には要注意です。

最近はやりの短時間の焙煎では出せない味と香りがある豆をしって
いるわけですから、それだけでマンデリンを選んだという安易な判断も
割り引いてみてあげないといけないでしょう。

簡単にブラジルとかモカとかいわないところにいいところあると
自分で思う人もいるようですが、私はどんな前が好きといってもそれで
人を見たりしませんから、好きな味とかどんな豆が好きかはっきり
言ってもらった方が好みが解りお好みの豆を探しやすくなると思います。

この深煎りのブレンドには、モカ好きでもマンデリン好きでもうなずかせる
ものがあると思います。
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夢の話

2013年10月05日 11時56分53秒 | 日々のこと
昨日書くつもりの夢の話が、結局書けませんでした。

それでも昨日の午後さて書いておこうかという時間が
あり、何を書こうとしたのか思い出そうとしましたが、
なんとまったく覚えてないのです。

それで、その後来客などあり、そのままになり、夜走った
後、あの時はなぜ思い出せなかったのかという思いを抱き
なんと不思議なことだろうとその夢の世界の入り口を探して
結局、そのままでした。

驚いたことに、その夜。

寝入る時間のこと、全てを思い出し、全ての続きをまた
そこからつらつら夢のような現実のような寝入る間の
思考の時間がありました。

そして、朝になりまだいくらかその時の思考とかの片鱗が
あるうちこれは書いておこうとかこれは採っておこうとか色々
考えながら食事して、珈琲を飲んだ後。

仕事を始めるとまったくそのときのことはまた忘れました。

夢の話を誰かにしたり、誰かに教えてはならないといわれた
ような気もするし、昨日のブログ記事に書く約束しているので
ある程度書くべき事があったような、知らせてはならないこと
もあるような複雑な思いでいます。

午後にこれははっきりとまだあるうちにその寝入る時に考えた
NHK特報という番組の時に思った事を書きます。

地方の成功の物語についてです。
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『不流月』発売

2013年10月04日 10時18分43秒 | 珈琲
昨夜は色々敗北感の募る日となりました。

夕方雨の音で外を見てみるとかなりの降りでこれは走るのを
中止しなくてはいけないかと思いましたが、走り出すまで
まだ数時間あり、7時のニュースまで保留としました。

しかし、時に強くなる雨に時々雨の様子を見に外に行き、すっかり
濡れてしまいこれはダメだなという思いを強くして濡れた服を着替えたり
して、時間からこれからジムに行くのもちょっと遅いかと不完全燃焼を
ぶすぶすと無駄なアイドリングをするような感じで過ごしました。

ニュースが終わると雨足が弱くなり、これは上がるのではと期待して
いつもの走る時間になって外に出ると雨足は元に戻り中止の決定を
して諸々の手配に入り明日の支度と家人の迎えに出ました。

何か決定してしまうと逆に動くということがままあるここのところですが、
車に乗ると雨は完全上がったようで、秩父神社のところを通るとランナー
が見えました。

その走る姿になぜか敗北感が湧き上り、よし帰ったらたとえ30分でも
走ろうと思いました。

すると、家人を乗せて自宅に向かう時にまた雨が降り出し、せっかく
30分でも走ろうという決意も急に感じ出したひざ痛もあり、またまた
今日このまま風呂に入って寝ると変更。

朝起きると不思議な夢と運動をしていないのにふくらはぎやら胸や腕に
筋肉痛がありました。

昨日と打って変わってどんより空の肌寒い朝に、新ブレンドの『不流月』を
飲みます。

珈琲の香りと味があって、自分があってその間に急な流れとそれに
流されない月を思ってみる、すると珈琲と自分とその間に月が浮かび、
どうどうと流れる急流にみるみるいやな気分ももやもややぼんやり感も
流されて水面に浮かぶ月はよりはっきりと見えてきます。

この水急不流月のイメージのなせる技。

貴方もイメージしてみてください。

珈琲と自分とその間に急流が流れている。そこに映った月を思い浮かべる。

水とともにごうごうと気分がリフレッシュしていきます。

おっともう一度言いますよ、珈琲と自分その間に急流と月。

珈琲がなければこのイメージも効き目も1/10ですよ。

すぐに『不流月』をお求めください。200g980円です。

夢の話はまた時間があったら書きます。
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生活のリアリティ

2013年10月03日 16時25分49秒 | 珈琲
珈琲豆に必要なものは新鮮さであると月ごとに
季節のブレンドを創造してきました。

高田渡の生活の柄という歌が実はある人の詩に
曲を乗っけたものだったと知ったのは最近のことでした。

この薄の伸びる野に寝る放浪の身にはきつくなってきた季節感が
溢れています。

歌自体はもっさりした感じで詩的感じはしませんが、体に沁みる
秋風とやがて来る冬の感じがひしひしとでています。

生活の柄も何も普段から季節など気にしなくなった現代人に
もう一度日々夜空を眺めたり、月の変化を知り、香り花の変化を
感じてもらいたいそんな実感を持って生きるリアリティを珈琲の
香りの中にも込めたいと思います。

今月のブレンドとした『月映え』は何か面白くないと昨日あたり
たくさん注文があったのに飲んでいて不満が募りました。

そしてブラッシュアップをして新ブレンドができました。

同じ名前で売り続けてもよかったのですが、この味が許しませんでした。

水急不流月

この禅語の今時に茶室にかかることばにぴったりなイメージ
でした。

『不流月』としました。

かつて酒とたばこのにおいがするとか悪臭がするとまで言われた
私の大好きなチャイコフスキーのバイオリン協奏曲のあの
カデンツァから満を持してオーケストラが奏でる力強いメロディの
波。

これは全ての嫌な気分と厭世観を流し去ってくれます。

水急げとも月流されず。

まさにそんな感じの味のブレンドができました。

日々何かと忙しい現代人がふと忘れているものも揺るぎのない
急流に浮いた月のようなものがあなたの心にもあるはず。

『月映え』があってこそブラッシュアップした『不流月』。

その味をお楽しみください。
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今月は『月映え』

2013年10月03日 13時01分06秒 | 珈琲
ここのところ半袖になったり長袖になったり
忙しい陽気ですね。

朝からさわやかなきんもくせいの香りに
つつまれています。

昨日は二度にわたる焙煎で季節のブレンドの
注文に当たりました。

今月の頭を目指してみなさん注文を調節していたようで、
しばらくぶりの人もいたり、いつも月初に見える顔もあり、
試飲とおしゃべりを楽しんで行かれます。

今年は雨が多くて、山に入るとキノコが多く生えている
そうです。

ミューズパークのサイクリング道を走っていたころは、九月には
道端に卵茸が出ているのが見られました。

これはいかにも毒キノコっぽい風情ですが、立派に食用です。

でも誰も持ち帰る人もなく、ひょうきんな姿を見せていました。

そんなキノコの話題がここの所多く話題に出ます。

必ず今の時期キノコを食べて中毒になって新聞記事になります。

みんなキノコにまつわる思い出があり、色々な話を聞くことができます。

月初めの増税と暗い話題ばかりが続きましたが、明るい話より
暗い話や悲惨な話の方が人々は熱心に語ります。

74歳の踏切内でうずくまり動けなくなったおじいさんを40歳女性が
助けて自身はひかれてしまった事件などは口には出ませんが
みんなぼんやりした時には意識に上るようです。

献花台ができるほどの見知らぬ人までが次々献花する事態に
複雑な思いが交錯します。

今月のブレンドはみなさん反応は様々です。

飲んでうなずいて何も言わない人や、何かを思い出すように
ずっと視線を遠くに移す人など言葉でなく表現する人が
多くなっています。

この時期に深い煎りの珈琲豆のブレンドはそんな感じなのでしょう。

上品でうまみのあるキューバETLなども焼いておこうと思います。

うまみは誰にも文句なく受け入れられるので贈答品にもなります。
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月映えのことばに

2013年10月02日 10時30分13秒 | 珈琲
今月の季節のブレンドは『月映え』です。

深まる秋にたまには月を眺めてみませんか。

一番身近な宇宙を感じる月を見てみるということで、
月映えですが、昔からよく知っているような気になって
いるわれわれ現代人の惑星感もみんなマスコミの
映像からの知識であり、実物をみて知っているわけ
ではありません。

木星には縞模様があって、土星には輪があるというのは
教科書に載っていますが、じゃあ今度見てみましょうという
授業は受けていないと思います。

つまり現物はみんな見ていないのに、何の疑いもなくもはや
自分の目で確かめてみたいと思う人もいないというのは
何とも怪しい状況ではないでしょうか。

よく天文初心者という人が騙される例として、通販で天体望遠鏡
を買ってしまうというのがありますが、その謳い文句が土星の輪
もよくみえるというものです。

土星のリングも木星の縞模様も日本国内の最大級の望遠鏡でも
よく見えないというのをNHKのEテレでやっていました。

その時でてきたのがすぐ近くの群馬の天文台でした。

私もすぐ近くまで行ったことや標識では目にしたことがあります。

毎年観測会みたいな催しもあるようです。

ですが、軌道やら衛星の数やら大きさやらすべてが明らかに
なっている今、現実にはぼやけた画像しか望遠鏡では見えないという
事実を知るというのは逆にシュールでにわかに我々は何を信じ込まされて
来たのだろうという気になると思いませんか。

現代人は空を見て月以外の太陽系の惑星を見分けられる人の方が
特殊な存在となっています。

しかし、そんなことを考え出すと自分の国の正確な面積を知っている国
の方が特殊で、国と国の境界があいまいなところなどあまたあることや
自国を隅々歩き尽くした人さえいないことや、日本でも県と県の境界が
定まっていないところや、まして自分の町内さえ知り尽くしてはいない
という現実に思い至れば月を眺める意義も出てくるのではないでしょうか。

最近ブームの聖地巡礼とかパワースポットですが、わざわざ行かなくても
月を眺めるだけでOKです。

お供にはこの『月映え』をどうぞ。
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がん幹細胞に見る革新

2013年10月02日 09時30分36秒 | 日々のこと
何日か前のNHKのクローズアップ現代で取り上げられた
がん幹細胞の話題ですが、その時感じたのが何をいまさら
でした。

というのは、同じNHKのサイエンス0で二度にわたり紹介され
ていた内容でその時より分かりにくい内容だったからです。

同様に昨日の日経新聞でもこのがん幹細胞が取り上げられていて
この数年でがんの治療が変わるだろうと予測していました。

この一連の報道を見るとついに人類はがんも克服したかと
思う内容ですが、私はなんでこんなことが解るのに何十年も
掛ってしまったのかと思いました。

今までの治療ががん細胞を殺すことや取り除くことばかりに
固執して、爆発的に分裂する特殊細胞の成り立ちやら構造やら
出来る原因やらがおろそかにされていて、本質を探ることが
後手となり本来の相手が特定できてなかっただけなのではと
感じました。

というのもこのがん幹細胞解明の歴史というのはもうすでに
10年前から特定して治験実験が昨年くらいから始まったと
いうことでその間、がん幹細胞という名もどんな機能なのかも
知らされてこなかったのです。

そもそも治せないがんとか第四ステージに進むとほぼ死ぬと
いうような情報は最近明らかにされて治るがんと治らないがん
あることも最近知らされたばかりでした。

それにも最新の薬や治療法が次々に発見されているという
明るい希望を聞くことが多かったのです。

ところが今回明かされたがん幹細胞のしくみは遺伝子により
明かされた老化と突然変異とか免疫など関係ないもっと根本の
細胞の仕組みや構造のことで、発見された新技術などでなく
細胞の観察や分析という今まで行われてきたことがやっと今
ここまで来たということでよく聞く遺伝子組み換えやレトロウィルス
による攻撃など免疫治療でもなく、今普通に使われている
リューマチの薬ががん幹細胞に効くというのです。

この状況を見ると我々人類はDNAの組み換えで神の領域まで
踏み込んだと思われていた物が実は根本的なことは何も解決
出来ていない対症療法的なことで今でも止まっているのではと
いうことを気付かせてくれます。

病ということで日本人の一番かかる病気で死亡に至るがんも
治療法が変わる治る病気になると期待を抱くよりもっと気づくべき
ことがあるのではと思わせるがん幹細胞を巡る報道でした。

治療法が全くない病気はいくらでもあり、それらは予防接種で
罹患者をなくすようにしてきたり、あたかも克服してきたかのように
みられますが、その予防接種で後遺症の被害者をだして
いたり、克服と呼ぶのには及ばない内容なのです。

そもそもぼけたような老人ばかりになる社会が果たして望ましい社会
なのか。

これからあらわれようとしている社会にとても不安な気持ちが強く
なるニュースでした。
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歩きで知る秋の臭い

2013年10月01日 11時01分28秒 | ジョギング
いつも今の時期に買う重要なムックがあります。

NBAの選手名鑑なのですが、選手移動の激しいリーグの
今年の戦力がどうなっているのか知るには必要な本です。

ですが、今年はすんなり発売になったと思ったら、いつもの
増刊というムック形式でなくて、いつもの月刊誌の11月号と
して発刊されたものでした。

内容はいつもの情報量からするとなんか物足りなく、さらに
チームの戦力分析や情報にがっかりし、個々の選手の情報も
まるでだめだめです。

そんながっかり体験とともに消費税はどうやら企業減税をしても
やるらしいと厳しい先行きが示されての10月入りです。

昨年も財政の崖というので大騒ぎした米の予算が決まらない
という議会運営と大統領のやり取りをいらいらとしながら、
どうしてそこまでやるのか、どうしてそんな形ばかりのような
議論展開が子供のダダのように見えるのかオバマの自分は
高級弁護士というような利益主導的世界運営のようにみえて
仕方ありません。

昨日は、90分ランの後なので走るのは休みにしてもよかった
のですが、一度も外に出ないと何とも気持が悪いし、気持ちの
切り替えもできずに寝ることになるので、スロージョギングで
コースも明確に決めずに、影森方面にゆっくりと走り出しました。

いつもの12Kのコースにしろ、荒川越えのコースも1時間20分程度
走ることはざらですが、たかがそれから10分加わるとなぜか精神的
にも体の負担とか筋肉の損傷とか急に加わる感じがします。

走り終わった後からすでにひざやら筋肉が痛みますし、立ち上がって
腰が曲がったまますりすりと歩く感じになったり急に年寄りのような
動作になってしまいます。

そんなこともあり、ゆっくり走れるだけ走ればと走り出したものの、
西武の高架をくぐったあたりからスローになり、12番の入り口では
すでに歩きとなっていました。

私は昨日長袖のTシャツとハーフパンツとふくらはぎのサポーターと
もはや冬のような装備でしたが、道で会う人達はみんなまだ半袖
短パンでした。

そんな人が道で歩くでもなく立ち話をしていたり、星空を見ていたり
するわきを歩きました。

すると普段きんもくせいの香りしかしないのが、ブドウの香りやら
栗の木の香りとか草の香りが場所場所に変化して秋の香りを
教えてくれます。

何日か前から気になっていた星空の変化もあり、北の空にいつもは
見られない明るい星があるのが気になっていました。

それは、かなり低い位置にあり、色が赤くなったり白くなったり
変わるので星なのか照明なのかずっと気になっていました。

あまり低いところだと山を走る車のヘッドライトを星と勘違いすることも
あると言います。

でも何日か続いて見えているので、星には違いないようです。

そして臭いですが、最近いい臭いばかりでなくて夜ごみを燃やしている
ような臭いや排気ガスなどが妙に走っていても強く残っている感じの
ところがあるように思えます。

昔より工場と呼べるようなものが町の中から消えた秩父なのに、夜に
そんな匂いがするのはちょっやな感じです。
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オリックスに聞く

2013年10月01日 09時51分58秒 | 日々のこと
先月の日経私の履歴書の著者は宮内義彦さんでした。

先月ほど、いつの間にか、えっ、そうだったのという展開で
目を離せなくなりました。

それまでは普通の苦労話とも自慢話ともつかないような
日本でリースという新種の金融業を根付かせる話だったのが
平成の経済的事件には常にオリックスの名が出てくるその
カギを握る張本人だったことを思い出させてくれたのです。

プロ野球の再編もかんぽの宿買収も村上ファンドも郵政民営化も
その渦中にいた人でした。

そして、それは岩盤規制が小泉改革に立ちはだかったからで、
今この履歴書を読む読者は、改革がとん挫しさらに民主政権下
でとんでもない方向に向かい、大災害で見えにくくなっていますが、
今安倍政権でもこの岩盤規制を崩してなお成長拡大を日本が
目指せるのか、世界に伍する先進国としてやっていけるのかという
瀬戸際に立ち、20年に及ぶデフレ経済の停滞はこの改革なくして
財政再建と景気拡大という難しいかじ取りはなしえないのでは
という思いに駆られます。

時代をみても井上準之助の金本位制にして緊縮財政をして
経済の立て直しに当たるも経済は落ち込み、その後の高橋是清
により持ち直すという流れをみれば、財政出動をしても増税を
したらやはり拡大戦略にならないんじゃないかという思いを
強くします。

復興予算は二年前から使われていますが、実際我々が負担する
住民税や所得税はこれから長く負担が続きます。

それにまた来年度から二年続けて消費税が上がるとなれば、
我々の実感のないまま、企業には減税、庶民には物価高に増税
という形になり、不公平感と高負担感は増して景気減速要因に
なるように思えます。

安倍首相の動きで財政出動と異次元緩和というながれのなかで
未だ岩盤規制やら古い法律やら先送りされ取り除かれたとされる
規制や概念が残っていることを先月の履歴書は教えてくれました。
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