金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

大河ドラマ『いだてん』#27

2019-07-14 20:03:19 | 大河ドラマ「いだてん」
選手から
「応援団長」
「計測員」
と認識されていたまーちゃん。
確かに今までずっと、
「すっごく偉そうだけど、あんた、いったいどんな立ち位置?」
って感じだったもんな。

【まーちゃん本日の暴言】

「嘉納のじいさんより顔は悪いが頭は悪くない!」
「実家が貧乏なんだろ?」
「ババア」×4~5回
「貴様に用はない」
「まだ行かねえのかよ!」

岸先生曰く「口が悪い」だけど、
無礼なだけだと思うが。
全方位に対して無礼だからすごい。


えええー! 実次兄ちゃん!?
突然の死にびっくり。
幾江さんのセリフが泣かせる。
「死ぬまでお前のために頭を下げて回った」
本当だよ……。
なんでそこまで?ってくらい弟に尽くしてたよね。
兄の死を契機に、四三は熊本に帰ることに。
今日が四三編の完全な終わりか~。

【その他いろいろ】

・師匠の着物を質に入れる孝蔵、
 相変わらずのクズだな……。
 口でいくらいいこと言っても、
 行動が伴わないやつはダメ。

・嘉納先生「時代が嘉納に追いついたんだよ」

・「椙山女学校」に反応する名古屋市民。
 椙山って当時からスポーツに力入れてたんだ……。

・「どれが字ですか?」
 うん、ひどい悪筆だ。
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大河ドラマ『いだてん』#26

2019-07-07 21:08:26 | 大河ドラマ「いだてん」
「参加することに意義……ないわ~!!」

まーちゃんの傍若無人ぶり。
会議中に卓球すんな!(笑)
バーのママをババア呼ばわりすんな!

阿部サダヲの愛嬌の力で、今のところ
「愛され系傍若無人キャラ」に収まってるし笑えるけど、
実際に近くにいたら心底腹立つだろうな……。


今日の主役は人見絹枝。
数々の記録を打ち立てつつも、
「化け物」「バッタ」
と野次が飛ぶ。
中学とか高校でも、こういう場面あったなあ。
めちゃ上手い子が体育で活躍すると
「こええww」みたいに揶揄する風潮。
それをもっとひどくした感じだったんだろう。
からかいではなく、
本気でけしからんと思ってた人もたくさんいただろうし。

たった一人で女子スポーツの未来を背負わされるとか、
想像を絶するプレッシャー。
期待されていた種目で敗退し、
「このままでは日本に帰れない」
と無茶して出た800mで銀メダル。
良かったね……!!

感動させておいて
ナレーター「3年後、24歳の若さでこの世を去ります」

史実だから仕方ないけど勘弁して……

【その他いろいろ】

・「違う! そう! 違う!!」
 さすがのキャラメイク。
 キャラ立てに決めゼリフは必要ね。

・絹枝が化け物と呼ばれることに傷ついているのに
 そんなことおかまいなしのまーちゃん。
 「化け物が」「化け物の姉ちゃんが」。
 デリカシーという概念が存在しなさそう。

・トクヨさんもいい先生になったね。
 それにしても、なぞのシベリア推し。
 シベリア鉄道で行くから、という以上の理由は
 おそらくないんだろうな……。

・男性選手たちが絹枝を「姉御」と呼びながら、
 洗濯やら裁縫やら押し付けるの、
 そういう時代だったんだろうけど、腹立つわー。
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大河ドラマ『いだてん』#25

2019-06-30 21:01:59 | 大河ドラマ「いだてん」
今日から第2部スタート。

いや~面白かった!
「ついてこられるやつだけついてこい!」
なテンポとノリ。

「金栗? 三十半ばのおっさんでしょ(笑)
 勝てないよ~!!」

第1部の主人公のアンチとして登場する
第2部主人公(とっつあんぼうや)。
新鮮……。

3度目のオリンピックも途中棄権となった金栗を
「たいした成果も出していない」と罵り、
嘉納先生のことは本人と知らず「じじい」呼ばわり、
岸先生には「馬鹿野郎」。
落語やってる途中で朝太に話しかけたあげくに
セリフ横取りする傍若無人ぶり。

めちゃくちゃウザいのだが、
体協から水連を独立させて
高橋是清に大金をせびってくる実行力と
阿部サダヲの不思議なチャーミングさで
好感度ギリギリのラインを攻めてくる。

普通選挙法に光文事件、高橋是清、と
歴史もきちんとからめてくれているし、
第1部からの切り替えもお見事。
第2部も楽しみだなあ!

【その他いろいろ】

・主人公「すみません、金持ちで!」
 体協「明治大正昭和、時代をまたいで
    いつも僕らは金がない」
 この対照……。

・可児先生カワイイ v(^-^)v

・ショーケンの高橋是清、すごい迫力だった。
 これが遺作となったそう。

・当時の男子の水着、スク水……?
 そういや菊池寛もこういうの着てたな。

・朝太も何だかんだで父親やってて安心したよ。
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大河ドラマ『いだてん』#24

2019-06-23 20:26:33 | 大河ドラマ「いだてん」
幾江さんは漢だなあ!
熊本に帰ってきた四三を
「なんで帰ってきた!」
「こういうときこそ東京でふんばれ!」
と叱咤激励し、救援物資を持たせて
送り出すのであった。

人見絹枝役の女優さん、
雰囲気あっていいねえ。
彼女が携えてきたシマちゃんの手紙が泣かせる。
シマちゃんは帰ってこないけど、
彼女の願いが受け継がれていくんだなあ。
復興運動会でみんな笑顔、
杏仁子、弥彦も再登場で、
第1部・四三編のまとめといった感じの
フィナーレであった。

本当に過不足がなくて感心する。
『清盛』『真田丸』『直虎』はドはまりして見たけど、
退屈な時期もあったんだよね。
その点、『いだてん』はドはまりもしないかわりに
毎回きっちりおもしろいの。
これはすごいことだと思う。

【その他いろいろ】

・清さん、いい男だ~。
 彼と小梅は、少なくとも現時点では
 いなくてもストーリーが成立したと思うんだけど、
 一種の癒し枠であった。
 嫌なところ、一つもないもん。

・震災以降、消息不明、
 しかも誰も行方を案じていない美川くん。
 いや、しぶとく、ひょうひょうと
 生きてるんだろうけどね。
 彼の存在を思い出しもしない四三は
 薄情な男だよ……。
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大河ドラマ『いだてん』#23

2019-06-16 20:30:50 | 大河ドラマ「いだてん」
「ストライキやめろ!
 金栗をクビにしろ!」
と学校に乗り込んできた富江のお父さん。
シマちゃんが機転を利かせて
娘とのかけっこ勝負に持ち込む。
「町内会のリレーでアンカーを走ったことがある!」
と威張るお父さんがカワイイ。

スポーツがもとで起こったトラブルを
スポーツで解決する、いい展開だなあ!

と思ったのに!

思ったのに!!

関東大震災が起こるのは予告からわかってたけど、
シマちゃんが亡くなってしまうとは思わなかった……

遺体が見つからないから、後でひょっこり登場するんだろう、
と希望を持たせておいて、
五りんのおばあちゃんだったことを明かすことで、
やはり亡くなってしまったことを知らせるという酷な展開。

清さん生きてた、よかったよ~!
小梅は……?
触れられていないところを見ると、心配になっちゃうけど、
どうだろう……。

【その他いろいろ】

・関東大震災の際の朝鮮人虐殺、
 このドラマではスルーするかと思ったけど、
 ほのめかしてはいた。
 スルーもせず、がっつりも描かず、
 昨今の状況を考えるといい塩梅だったんじゃないだろうか。

・富江のお父さんが震災に際し、
 医者として人々を助ける姿を描き、
 フォローしてるのはよかった。
 流言飛語についても冷静に対処していたし。

・朝太、震災のときくらいいいとこ見せるかと思いきや、
 クズの中のクズっぷりを発揮。
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大河ドラマ『いだてん』#22

2019-06-09 20:18:18 | 大河ドラマ「いだてん」
「パパ」はヤバいよ、パパは……

女学生に「パパ」と呼ばれる四三。
現代なら大きな誤解を招きそう……!

おまけに
「人見くん、脚ば見せなさい」
事案発生!
女学生の脱いだ靴下を持ってるのもヤバい。

生徒が人前で靴下を脱いだことが問題になり、
四三が学校を辞めさせられそう→
生徒たちが立てこもって抗議、という
朝ドラみたいな展開になったところで「つづく」。
来週は関東大震災か~……

靴下脱いだだけで文部省を動かす騒ぎになるなんて、
本当に面倒なことだ。
長い間、このばかばかしさと闘ってきた女の人たちがいて、
そのうえで今があるんだなあ。

【その他いろいろ】

・野口くん、雑誌を発行するも
 女生徒たちにはスルーされ不憫。

・トクヨ先生、野口に妻子がいると知ったらしい。
 新しい学校の創設にあたり、
 頭を剃ったとのことだが……なぜ剃る必要が??

・女武芸者みたいなプレーヤー来た!!
 人見絹枝。

・シマちゃんの赤ちゃん、めちゃ可愛い。

・美川、「怪しげな露天商」として
 女子学生のブロマイド売ってた。
 四三のクビ騒動はお前のせいじゃないか!!
 どこまで落ちていくのだろう……。

・新たなあだ名「ばってん男」
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大河ドラマ『いだてん』#21

2019-06-02 21:05:08 | 大河ドラマ「いだてん」
なんでスヤさんより先に
シマちゃんに会いに行ってんだよ、ゴラァ!!

から始まった今回の「いだてん」。
勝手に東京の女子校への就職を決めてきちゃう、
あいかわらずの四三の身勝手ぶり。
さすがの天使も怒るよね。
スヤさん、もっと言ったれ!!
と思ったけど、
スヤさんは四三に「そばにおってくれ」と言われて
ほだされてしまうのであった。
甘すぎるよ~!!

赴任先で女子スポーツを広めようとしたものの、
シマちゃんに叱られるほどの
ナチュラルセクハラ発言をかまして
女子校の洗礼を受ける四三。
(可児先生のあれも、セクハラ扱いだったんだな)
結局丸め込まれて、やり投げが楽しくなっちゃう女の子たち、
カワイイ。

今回はシマちゃんの出番が多くてうれしい限り。
「嫁になんかいかなきゃいーーーィ
とか怒鳴ってたのに、実在が疑わしいほど理解のある
優良物件と結婚。
トクヨ先生の代理で出たお見合いがご縁なんだから
ラッキーガールすぎる。

【その他いろいろ】

・なんと小梅が清さんと所帯持ってた!!
 小梅ったらだめんずウォーカーやってるのかと思いきや、
 結婚相手は堅実に選んでおる……。
 美川は間男扱い。
 そりゃ、30にもなるのに定職についてないもんな……。
 文句言えないよ。

・「いけ好かないテニスの講師」が永井先生だったとは予想外。
 香水……そんなキャラだったっけ?

・大正JK語講座、おもしろかった。
 「あぶさん」って「アブノーマルな人」なんか。
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大河ドラマ『いだてん』#20

2019-05-26 20:46:46 | 大河ドラマ「いだてん」
四三「オリンピックに集中するため辞表出した」

前から薄々感じてたんだけど……

お前、本当は働きたくないだけだろ??

ラスト、傷心の四三が「世界を放浪しちゃおうかな~」とか
考えてるところで確信したよ。
熊本に帰る気もないだろ!

いきなりのトクヨ→野口のラブコメ展開に笑った。
そして代表チームの中では
野口が妻子持ちだと判明しており、
トクヨの不戦敗が確定。
かわいそうすぎる……。
ってか、トクヨさん、四三や野口の恋愛の相手として
想定されるような年齢だったのね……。
教師側にいたので結構なお歳なのかと。

アントワープオリンピックの報告会、
外野がわあわあ文句ばっかり言って本当につらい……。
何もしていない連中ばかりが文句言うのって
今も変わらないよね。
スヤさん強かった……。

フィクションなら四三はリベンジ優勝するところだけど、
現実はシビアで、16位に終わる。
それだってすごいことなんだけどね……。
嘉納先生、永井先生も一線を退くことになり、
切なさマックスの回であった。

ラストに女子スポーツの歴史の幕開けをほのめかし
希望を見せる構成の妙。

【その他いろいろ】

・嘉納先生「岸くんの手腕により、今回は渡航費が出ます!」
→やればできるんじゃないか……。

・嘉納先生の野口くんへの評価がひどい。
 悪気なく本人に向かって言うんだから、無神経にもほどがあるよ。
 それにしてもデカスロンって初めて聞いた。
 トライアスロンでもしんどいのに、10種類の競技をやるとは。

・いつのまにか「シマちゃん」呼びしている四三。
 逃げるシマちゃんを両手を広げて追いかける四三は
 変質者そのもの。

・監督の打診を断った永井先生。
「私が行っても何一つ指導できないからです」
 →大森もたいしたことしてなかったから大丈夫だよ!!
 そしてトクヨに言われた「あなたは古い!」を気にしてたんだ……。

・監督は可児先生のもとへ……と思いきやまったく別の人へ。
 可児先生「誰だよ辰野って!!

・報告会の場に意味ありげに登場しつつ、何も役立たない美川。
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大河ドラマ『いだてん』#19

2019-05-19 20:50:02 | 大河ドラマ「いだてん」
岸先生、みごとなツンデレぶりであった……

これまで夢見がちな嘉納先生に
「で、金はどうするの?」
と冷淡に突っ込んでいた岸先生、
初めて駅伝を見て燃えてしまう。
今回は、この岸先生の可愛さがすべてを
もっていってしまった感。

オリンピックが再開されることになったものの、
マラソンが競技から外され、
それを四三に言えない嘉納先生。
いや、言おうよ!!
黙ってたら余計に傷が深くなるじゃん!

【その他いろいろ】

・嫁と生まれたばかりの子どもをほっぽって
 家に帰ってこないばかりか、ひたすら金を食う四三。
 そりゃあ幾江もきついこと言いたくなるわ。

・野口くんもキャラ立ってきて、いいよいいよー。

・森山未來、ひとり3役。

・ヒモ(四三)にさらに寄生するヒモ(美川)。
 まだ画家やろうとしてるの……?

・来週、久しぶりに弥彦登場だー!

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大河ドラマ『いだてん』#18

2019-05-12 20:46:49 | 大河ドラマ「いだてん」
永井先生「なんだこの煽情的で破廉恥な踊りは!」
トクヨ 「永井先生、あなたはもう古い!」

女子スポーツをめぐる抗争、
第三勢力は帰国した可児先生の「カニ歩き!」(笑)。
視察を経てエセ外国人みたいになったあげく、
なかなかのセクハラっぷり。


やくざものの情婦になっていた小梅は
美川と駆け落ちし、そのとばっちりで朝太はお尋ね者に。
清さん、いい人すぎだな……。

そして美川のダメっぷりがエスカレートしてた。
「絵描きになろうと思ってる」という彼の差し出した
絵が微妙な下手さで笑った。

天使すぎるスヤさん、ついにキレる!
……が、天使なので小爆発にとどまり、
四三のかってきた安産祈願のお守りで
仲直りしてしまうのであった。

今回は紀行のためか、播磨屋さんの運動靴の開発にも
スポットが当たり、群像劇の趣。

【その他いろいろ】

・第2話でラマーズ法と言われてた呼吸法、
 マジでスヤさんの出産→ラマーズ法に結びつけられてた。

・美川、人の日記勝手に読むな&人に勝手に読ませるな!

・スヤさん「美川に言ってもしょうがなかばってん」
 5回は言ってたね。

・シマちゃん、ひたすら可愛い。

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