金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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22:はやみねかおる 『そして五人がいなくなる―名探偵夢水清志郎事件ノート』

2006-01-27 13:56:26 | 06 本の感想
はやみねかおる『そして五人がいなくなる―名探偵夢水清志郎事件ノート』
(青い鳥文庫)
★★★★☆

シリーズ1作め。
子ども向けらしい「甘さ」を含みつつも、正統派のトリックと謎解きが描かれる。
中学生からお金をだましとろうとする教授のダメ大人っぷりと
すぐ発砲する上越警部のキレキャラがやばいよ!
中学生らしからぬ亜衣の冷静なツッコミにも笑えました。
あとがきにも書かれていたけれど、ハッピーエンドで終わるところがいい。
現実的に考えればあちこちに支障は出てくるのだろうけれど、
それをねじふせるだけのやさしい世界観があって、好きです。

コメント
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