金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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249:よしもとばなな 『体は全部知っている』

2006-11-15 13:04:02 | 06 本の感想
よしもとばなな『体は全部知っている』(文藝春秋)
★★★☆☆

旅行から帰ってきたら、いつのまにかブログに広告が入ってて
なんじゃこりゃ。見映えが悪いので消しました。
このところ「森鷗外」「舞姫」でご訪問くださる方が多いのは
高校の定期テストが近いからでしょうか。
残念ながら現代語訳もまともな感想もおいてありませぬよ!


さてさて、『体は全部知っている』は再読。
日常の風景の一部を切り取った13篇からなる短編集。
読むのは二度目なのだけど、「おやじの味」と「いいかげん」の
2篇しか記憶に残っていなかったことにびっくり。
嫌いじゃないし、ばななテイストもしっかりあるのだけど、
1篇1篇が短くてささやかすぎることもあり、
『デッドエンドの思い出』なんかと比べると残るものが薄くて
ものたりない感じ。
「サウンド・オブ・サイレンス」と「いいかげん」は好き。

装画が素敵。文庫版では背景がなくなっちゃってるのね。
コメント
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