
★★★☆☆
今年の読書感想文の課題図書(小学校中学年)。
課題図書って、「なぜこれを!?」って思うような
本が選ばれていることがあって
選定基準がよくわからないのだけど、
これは「だから何だよ」というところもなく
物語としてきちんと成立していたし、
今年の中学年の課題図書4冊の中ではいちばん
好きだった。
やさしくて暖かい、それでいて
ちょっぴり悲しいところもあるお話。
ただ、家族の在り方とか、人と人とのつながりとか、
感想文のテーマとして書ける要素はあるのだけど、
全面に押し出されたテーマでないだけに、
それをすくい取れない子にとっては感想は書きにくいかも?