金木犀、薔薇、白木蓮

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77:辻原康夫 『図説 国旗の世界史』

2011-07-07 08:38:12 | 11 本の感想
辻原康夫『図説 国旗の世界史 (ふくろうの本)』(河出書房新社)
★★★☆☆

現在使用されている国旗だけでなく、
すでに使われていないものも含めて
世界の国旗を色・デザイン・モチーフの点からそれぞれ分類し、
その歴史や意味について解説を加えたもの。
聞いたこともない国の名前がたくさん。
そして文化や宗教・国同士の関係が
国旗に現れているのがおもしろい。
昔、社会科の地図帳に載っていた国旗を見て、
似た国旗が多すぎる、と思っていたのだけど、
汎アフリカ色、汎アラブ色、スカンジナビア十字旗、
国連との関わり、などなど、歴史的背景があるのね。
しかし、リビアはすごいな。
シンプル・イズ・ベスト!といわんばかりの
無地の緑一色。
そして、やはりカナダの国旗は洗練されている。
コメント
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