金木犀、薔薇、白木蓮

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NHK大河「平清盛」レビュー⑪

2012-03-18 20:45:35 | NHK大河「平清盛」レビュー
【第11話のあらすじ】

愛妻家の清盛は、明子の死に錯乱、坊主を蹴り飛ばす。
忠盛パパはいつも冷静。
盛国はホント、よくできた家臣であるよ。

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また平田満が見られるとは思わなかった!
かっこいい基章パパをありがとう!

東国に行っていた義朝は、館をカツアゲしたあげく、
ほうぼうで子種をまき散らしてすでに二児の父。
「子どもは見ちゃダメ!!」なシーンがあるから
うかつに子どもに大河ドラマはすすめられないよ……。
そして、「清盛」界最強のツンデレ娘・由良姫は、
為義にダメ出ししまくっていたのに、為義に
「うるせー!! 女は黙ってろ!!
と怒鳴りつけられると、
「義朝どのに会いたくて……」
と泣き出して素直に恋心を告白。
初回登場時からブレないキャラ設定。
やっぱり、男に怒鳴られたりののしられたりするのに弱い
マゾっ子だった

清盛のことを意識してるらしい時子だが、
清盛に存在自体を認識されていなかったことが判明。
時子が源氏物語読んでうっとりしてるのって、
10代の女の子がケータイ小説にはまってるのと同じだよね。

【今日の昼ドラ】

義清が出家しちゃって、ブロークンハートな崇徳帝。
義清ったら、前回母ちゃんに手出した上、出家に際して
崇徳のことまったく気にかけてなかったもんね!
「義清だけが心のよりどころだったのじゃ~
って、義清の同僚である清盛に言っちゃうあたり、
崇徳は璋子さまの子よね……と思った。
清盛の立場なし!
しかし清盛が、
「帝は鳥羽院の子じゃなくて、白河院の子なんだろ?
 オレもだぜ」
と言い出したのには、鼻白んだわ~。
ホント、身分をわきまえなさすぎる。

ヤケっぱちになったのか、自分の子が生まれた崇徳は
目をむいて鳥羽に反撃。
しかし、腹の中真っ黒な得子に騙されて、
院政を行えなくなった上にズッコケて、さんざん。

得子から呪詛の疑いをかけられた璋子さま。
「陥れられた!」という堀河に、
「陥れたのではなく、救うてくださったのじゃ……」
と宗教にかぶれたにわか信者のようなことを言い出し、
出家してしまうのであった。
得子が相変わらず腹の中真っ黒なのに比べ、
璋子さまは魔性のKY女ぶりが影をひそめてしまい、
物足りない。
このまま退場なんだろうか。さびしいなあ。
そういや、いつのまにか鳥羽院もスキンヘッドになってたね。
コメント (2)
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