金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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48:荻原規子『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日』

2012-05-30 18:53:02 | 12 本の感想
荻原規子『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日』 (カドカワ銀のさじシリーズ)
★★★★☆

「戦国学園祭」がついに始まる。
黒子の衣装で裏方に回る生徒会執行部。
高柳たちが事前に何か仕掛けていたことを知った泉水子たちは、
警戒する。
中等部のパレードのお姫様役をめぐる「たたり」の噂に加え、
ホラーハウスで気分の悪くなった者が続出しているという話を
聞き、深行と泉水子はホラーハウスに向かうが……

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これまでの謎の多くが明らかになった5巻。
もうそろそろ完結なのかな?
収束に向かい始めたために、「どうなるのだろう」という
ドキドキハラハラは少なめ。
そういう点では3・4巻がいちばんおもしろかったのかも。
恋愛に関しても、「お互いに気になっているのだけど
はっきりした自覚もなく、相手の胸の内がわからずに
もやもやしている時期」が読んでいていちばん楽しい。
泉水子がいきなりモテキャラになっちゃったな。

個人的に、5巻は高柳の巻であった。
ポジティブすぎる性格に笑った。
コメント
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