R.P.ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉』 (岩波現代文庫)
★★★☆☆
こちら側の慣れなのか、上巻ほど笑えるところはなく、
著者がやたらと怒って攻撃的になっているな……という印象なのだけど、
日本の旅館で湯川教授と遭遇したところでは、
なんか、吹き出してしまった。
素っ裸のお風呂というシチュエーションと、偶然であるところと、
第一声がそれか、というのがあいまって、おかしく感じられたのかしら。
最後に卒業式式辞を持ってきたのは心憎い演出。
科学と真摯に向き合うことを願うその言葉に胸を打たれちゃった。
「陸にあがった河童みたいな気がしてきた」という訳があったんだけど、
原文ではどんな言葉が使われてるんだろう。
★★★☆☆
こちら側の慣れなのか、上巻ほど笑えるところはなく、
著者がやたらと怒って攻撃的になっているな……という印象なのだけど、
日本の旅館で湯川教授と遭遇したところでは、
なんか、吹き出してしまった。
素っ裸のお風呂というシチュエーションと、偶然であるところと、
第一声がそれか、というのがあいまって、おかしく感じられたのかしら。
最後に卒業式式辞を持ってきたのは心憎い演出。
科学と真摯に向き合うことを願うその言葉に胸を打たれちゃった。
「陸にあがった河童みたいな気がしてきた」という訳があったんだけど、
原文ではどんな言葉が使われてるんだろう。