金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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42:荻原規子 『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女』

2012-05-05 15:00:47 | 12 本の感想
荻原規子『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女』 (カドカワ銀のさじシリーズ)
★★★★★

夏休みが終わり、熊野から学園に戻った泉水子。
久しぶりに学園に足を踏み入れ、正門で違和感を覚えるが、
生徒会執行部のメンバーとして、学園祭の準備に追われる日々の中、
感じた違和感のことは忘れてしまう。
そんな中、学園祭のための着付け講習会で予想外の事態が起こり、
泉水子はモデルを務めることになってしまう。
髪を解き化粧を施すことで、姫神の出現を招くのではないかと
恐れる深行。
無事に役目を果たした泉水子だが、会の終了後、
制服に着替えて深行の前に現れたのは泉水子ではなかった。

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今回もおもしろかった!!

姫神とは何者なのか?という問いにかかわった壮大な話よりも、
泉水子にとっては深行がデートしてたということのほうが
問題なのかよ!
……とズッコケたけど、そこが可愛い。
明かされつつある謎とこの先に起こるらしい対決にドキドキしつつも、
二人の恋模様にニヤニヤしてしまう4巻でした。
名前呼び禁止って!

本筋とは外れているのだけど、前巻でちょっと意地悪な印象があった
秋之川さんが
「あなたがそこにいるだけで、生まれてくるものって必ずあるの」
って言ってたのが印象的。

アニメになるらしいね。
ビジュアルイメージが表紙の泉水子しかないので、
心配なような楽しみなような。そわそわしてしまう。
コメント
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