第22話「 義時の生きる道」
今回も不穏な気配は漂っているけども、
久々に 安心して見ていられる回だった。
トピックとしては3点。
・ 妻を失った小四郎の傷心、託児所崩壊
・ 頼朝上洛と後白河法皇の死
・ 曽我兄弟の仇討ちと同時進行する頼朝暗殺計画
比企の夫婦は比奈を頼朝の側女にしようとするが、
政子に阻まれ、 言い逃れをしようとした頼朝が原因で、
小四郎に再婚の話が。
「色恋事になるとしつこい」
「むっつりでしょう、聞いたことある」
「薄気味悪くて」
比奈と道にけちょんけちょんに言われている小四郎、
確かに小四郎からモテ男のオーラ一切出てない。
頼朝が比奈を側に置こうとしたときの、
安達殿のうろたえぶりに笑ってしまった。
しかしまあ、 比企ファミリーは悪巧みしていても
常に楽しそうでいいね。
比企の優遇ぶりも結構なものだと思うんだけど、
岡崎のじいさんは、 頼朝を殺して北条を追い落とす企みに
比企を誘うんだなあ。
比企能員の方があからさまに 悪役ムーブをしているのだが、
自分達より小身だったのに成り上がった北条に対する憤りの方が
強いんだろうか。
【その他いろいろ】
・ 坂東老人会の愚痴をちゃんと聞いてあげ、
比企に「蒲殿が鎌倉殿であったならって言われてるよ」
とそそのかされても決して乗らない 慎重な範頼。
彼を巻き込まないであげて~!!
・頼朝が来ると子供たちがみんな逃げていくの、
地味に面白かった。前も逃げられてたもんな。
・ 前回のこと 全く 気にしている様子がない平六。
新しい女で忘れろと言い出す始末。
・ 和田義盛に対する態度がだんだんぞんざいになってきていた小四郎、
今日はタメ口きいていた。
・ 「俺達みたいな田舎者と飲んでも楽しくないだろ」
と絡まれても上手く切り返す大江広元。
知られたら一気に憎悪を向けられるようなことを
彼もしているのだが、殺されずに生き延びるだけあって、
如才ない。
・ 坂東老人会、放っておくとすぐ謀反を企む~。
千葉殿はまた「九郎殿は強かった」。
土肥殿、声が大きい。
・全成、だんだん口調が崩れてきた。
「私の占いが半分しか当たらないの知っているだろう!?」
長期的には当たる内容を口にしてたよ。
・ 実朝誕生。三幡の存在がスルーされている気がするが、
言及されたことあったっけ?
・ 株が上がりぱなしの政子。
久々の姉弟らしいやり取りが良かったな。