うおー! 松ケン@本多正信、よかったよ~!!
演技力があると、ちゃんと面白くなるじゃないか!!
突然差し挟まれた陳腐な「悲しい過去」エピソードとか、
家康が「お前たちを信じる!」と言っただけで
急に松平勢が優勢になる雑展開とか、
「三河一向一揆は信玄の陰謀!」みたいなアホ展開とか、
もう「恥ずかしくて見てられないよ~」って感じなんだけど、
とにかく松ケンは良かった。
妻子を取り戻すために戦をしたと正信に家康を非難させてるあたり、
脚本家の人はわかって描いているのかなとも思うんだけど、
まだちょっと信用できないんだよな~...。
面白いと思えるとこも増えてきたんだけど、
雑な展開、陳腐な描き方に抵抗があって、素直に楽しめないのだ。
松平の家臣団、無能で何もしないくせに、
「忠臣しかいなくなった」とか言ってるうえ、
えびすくいでハッピーエンド!とばかりに
何も学んでいる様子がないの、なんか見てて暗い気分になっちゃう。
こういう連中しか頼る人間がいないの、本当に困るだろうね......。
まあ、今のところ、優秀な人材が仕えるに値するような主君じゃないから、
仕方ないとも言えるのだが......。
この家臣団の駄目っぷりも、制作サイドが自覚して
描いているかどうか怪しいと思ってる。