越前で異文化コミュニケーションをエンジョイするまひろ。
「俺らに任せて何もしないで」
という現地スタッフからの賄賂を為時パパが突き返して、
微妙な嫌がらせをされつつも、
異国のイケメン・松下洸平も登場し
キャッキャするんだろ……と思ったら殺人事件が!
一気に不穏になってしまった。
一方の都では、伊周が病気の母に会うため
勝手に帰ってきてひと騒動。
結局、貴子は死んでしまうのであるが、
定子さまが道長に懐妊を告げて子を守ってほしいと頼む。
あんなに望まれていた子が、
後ろ盾の全くない状態で生まれてきてしまう皮肉よ……。
一条天皇は定子を宮中に戻すように言うが
道長に止められ、「遠くから見守ることしかできない」と告げられる。
この状態から、定子さまは3回身ごもることになるのだから、
一条天皇、本当に定子さまのこと好きだったのね。
「源氏物語」の桐壺帝が桐壺更衣ばかりを愛して
臣下に眉をひそめられるの、
この一条帝と定子さまがモデルと言われているけども、
帝の愛は政治だから、後ろ盾のない后を愛することは
政権を不安定にさせてよろしくないのよね。
当時としては、権力者の娘を愛して子を産ませることが
「是」なのだった。
【その他いろいろ】
・明子さま変わりすぎ〜!!
にこやかになっただけでなく、道長を押し倒し、
もうすっかり 肉食系だよ。
・オウムと実資の取り合わせ、ほっこり。
・全く言葉が通じない相手と積極的にコミュニケーション取ろうとするまひろ、すごいよ。
現代日本人が英語習ってても全然喋れないのに、
前提知識なしで頑張ってる。