頭は切れるし、有能ではあるのだけども
毎度毎度、確実に敵をつくる慶喜の言い方。
「私が将軍になったところで、誰もついては来ぬ」
って言うの、
「ほんとに実際そうなるやろな……」
って思えるだけに、今からすでにつらい!!
商売の経験と、それによって磨かれた商才で
一橋家の財政を救うべく大活躍する栄一。
第1話から丹念に村での生活を描いてきたことが
ちゃんとストーリーに活きている。
成功体験を積んでいくのにわくわく。
それを「せっかく武士になったのに」と
喜作が蔑むのが、腹立たしいけれど、
「わかる~! ありそう~!」
という説得力もあり。
事務職って地味で見下されがちなんだよね……。
失礼なこと言う喜作に
「道は違えるが、ともに一橋を支えよう」
なんて思える栄一。君は聖人か??
岩倉具視は養子だけど、岩倉家自体は、
村上源氏の源通親の子孫なんだなあ。
断絶することはあっても新規参入することはないから
当然と言えば当然かもしれないけど、
平安末期~鎌倉初期に成立した公家の「家」が、
本家・分家にかかわらず
明治まで残ってるってすごいね。
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