金木犀、薔薇、白木蓮

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大河ドラマ『青天を衝け』#39

2021-12-13 10:13:04 | 大河ドラマ「青天を衝け」
栄一の生命力、すごくない??

〈前回〉
ナレ「皮膚がんが見つかりましたが、事なきを得ました」

ナレ一行で済まされる話か!?

〈今回〉
戦争に加担したストレスもあるのか、倒れる。
医者「(家族に)お覚悟なさってください」
慶喜「生きていてくれたら、何でも話そう」
ナレ「栄一はみるみるうちに回復しました」

そんなのあり!?!?

栄一の業績の多さって、
長生きしたからっていうのも大きいよね。
政界・財界問わず、失敗した人・失脚させられた人は
多くいるけど、早死にしたらカムバックの可能性もないもんな。

しかし、病床で慶喜に生きてくれと言われた場面の
乱れ髪の吉沢亮、イケメンすぎて見入ってしまったわ……


栄一が死にかけて、嫡男のプレッシャーで
押しつぶされかける篤二。
慶喜に向かって「それでもあなたよりはマシなはずだ」って
言っちゃう。
篤二が「向いていないのに背負わされたもの」の大きさは、
ここ数回できちんと描かれているんだけども、
完全に八つ当たり。
しかしこれに関しては、おとがめなしなのね……。
女遊びより、父の元主君をくさすほうが
だいぶ悪いと思うんだけども。

「戦争はダメ」という現代的な価値観を持ち込まずに、
経済や国力の面で戦争はマイナスであると描いたこと。
「人は誰が何と言おうと戦争をしたくなれば必ずする」
という慶喜の台詞を、幕末と日露戦争をリンクさせることで
効かせたこと。
かつて民衆の中のテロリストになりかけていた栄一が、
今度は上にいる人間として
民衆のとどめられない勢いに圧倒されるという構成。
こういうエピソードの積み重ねにちゃんと意味のある
ドラマの作り、いいねえ。

今回の「紀行」は喜作がメイン。
序盤から登場していた人物が取り上げられると、
ああもう終わりなのね……という感じがあるな。
すっかりおじいさんになっていた惇忠兄ぃも
死んじゃったしなあ。


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4 コメント

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Unknown (ゆきこ)
2021-12-13 22:32:02
慶喜の伝記執筆という念願を達成して、
危篤状態から快復した栄一。
病は気からなのね…ありなのこれは?!
慶喜への忠誠心の厚さよ。

あにぃと慶喜との面会は泣けたわ。
平九郎のことにちゃんと言及してさ。
今回の草彅くんの慶喜は、
ほんとよかった。

もう終わっちゃうんだよね。
ちょっと寂しい。
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>ゆきちゃん (晶子)
2021-12-14 01:08:35
このドラマは、慶喜の名誉回復を本当にしっかりやったよね。
草彅くんの演技も、それにふさわしいものだった!
慶喜の心中を終盤まで明かさなかったのも、日露戦争と絡めたことで説得力を持たせるためだったのか……と感心したよ~。
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Unknown (mobilis-in-mobili)
2021-12-19 20:51:33
同じ配役で老けメイクをして演じ続けるのは無理があり過ぎます。主役はせいぜい温水さんあたりが妥当なはずですよ。
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>mobilis-in-mobiliさん (晶子)
2021-12-20 12:10:24
ビジュアルの落差が激しすぎる……!

顔が似ていて、なおかつ主役級の俳優さんを見つけるのは難しいでしょうね。
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