風野真知雄『姫は、三十一 (角川文庫)』
★★★☆☆3.5
【Amazonの内容紹介】
平戸藩の江戸屋敷に住む静湖姫は、
微妙なお年頃のお姫さま。
大晦日の夜、おかまの店で飲んだくれていると
「来年はもの凄いモテ年になる」と占われる。
年が明け、三十一歳になるのを機に習い始める
三十一文字の和歌の会に参加すると、
なんと屋根の上に死体が。
謎を解こうと奮闘する姫の前に、
素敵な男性が次々と現れて…。
恋に事件に、花のお江戸を駆け巡る!
大人気著者が放つ「姫は、三十一」シリーズ第1弾。
*************************************
Kindle paperwhiteを買ったら、
3か月読み放題がついてきたので、
以前からちょっと気になっていたものを読む。
もう少し姫様っぽくないと、
姫様という設定に必然性がないのではと思うが、
読みやすく超ライトでユーモアがあって楽しい。
シリーズの途中から読んじゃった?? と思うくらい
説明もなくいろいろと深堀りされない人物や
設定が出てくるのだけど、1巻。
腑に落ちん……と思ったら、別シリーズのスピンオフなのね。
すっきりしない点は多いのだけど、
読むのにコストがかからないと好み度も甘めになってしまう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます