TVerにて。
突然地上に現われた「穴」に入るため、
宗教の教祖のもとに集まった男女8人がこれまでの人生について語る……
という形式の、深夜にやっている30分ドラマ。
紙芝居と演劇と映像が合体したような作品で、
特に演劇には馴染みがないから、新鮮に感じられた。
現時点では、フィクションの世界を楽しむというよりは、
演技・演出を楽しむ作品なのかもしれない。
第1話の主役は中川大志くん、第2話は染谷将太くん。
どちらも表情と姿勢と話し方、仕草だけでちゃんと小学生になってるの、
すごいよ……。
第1話は話の筋自体はわりとストレートなんだけど、
「両親が先に穴に入ったから」だけでは穴に入る動機として弱い気がして
「ようやく怒れたのに、穴に入るの??」と釈然としないものが残るし、
第2話では最後の最後で「どこまでが本当!?」「結局入らなかったの!?」と
攪乱してきた。
先述の通り、楽しむ対象はストーリーではない気がするので
「めちゃくちゃ面白い」という感想にはならないのだけども、
続きは見たいという不思議な作品。
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