小野不由美『くらのかみ (ミステリーランド)』(講談社)
★★★☆☆
真っ暗な部屋の四隅に四人の人間が立ち、壁伝いに歩いて
次の子の肩を叩きながら部屋をぐるぐる回る。
四人では成立しないはずのそのゲームを始めると、
四人が五人に増えている――。
後継者選びのために「本家」を訪れた子どもたちが
その遊びを始めたら、四人が五人に増えていた。
そんななか、後継者選びにかかわる事件が起こり、
「なぞの一人」を含めた子どもたちは事件解決のために
推理を始めるが……
************************************************
ファンタジー要素がないと成り立たないミステリーなので、
真剣に推理しようとしながら読んでいた人は怒るだろうなあ……。
小野不由美はほかに『東亰異聞』『屍鬼』しか読んでいないのだけど
(十二国記には食指が動かず)
個人的には可もなく不可もなくといったところ。
登場人物をもっと少なくできないのだろうか。
★★★☆☆
真っ暗な部屋の四隅に四人の人間が立ち、壁伝いに歩いて
次の子の肩を叩きながら部屋をぐるぐる回る。
四人では成立しないはずのそのゲームを始めると、
四人が五人に増えている――。
後継者選びのために「本家」を訪れた子どもたちが
その遊びを始めたら、四人が五人に増えていた。
そんななか、後継者選びにかかわる事件が起こり、
「なぞの一人」を含めた子どもたちは事件解決のために
推理を始めるが……
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ファンタジー要素がないと成り立たないミステリーなので、
真剣に推理しようとしながら読んでいた人は怒るだろうなあ……。
小野不由美はほかに『東亰異聞』『屍鬼』しか読んでいないのだけど
(十二国記には食指が動かず)
個人的には可もなく不可もなくといったところ。
登場人物をもっと少なくできないのだろうか。
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