金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

98:前田義子 『前田義子の勇気リンリン!強運生活』

2011-08-18 09:42:36 | 11 本の感想
前田義子『前田義子の勇気リンリン!強運生活』(小学館)
★★★☆☆

これももらった本。
著者は「フォクシー」のオーナーデザイナー。
雑誌『oggi』連載のものをベースにしたエッセイ。
本人が語ったことを別の人が文章にまとめるという
形をとっているせいか、なんだか文章が
まどろっこしくて後半は斜め読みに。
この人の別の本を読んだときも同じようなことを感じたので、
語り口のテンポが合わないのかもしれない。
でも、はっきりした自分の意志と考えを持って
行動している著者の生き方は素敵で、
ファンが多いのは理解できます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

97:勝間和代 『結局、女はキレイが勝ち』

2011-08-18 09:19:19 | 11 本の感想
勝間和代『結局、女はキレイが勝ち』(マガジンハウス)
★★★☆☆

人からもらった本。
予想だけど、たぶん、くれた人は元カツマー。

何とも挑戦的なタイトル。
だって、今までの例を見ていても、
女優さんとかメイクアップアーティストとか
「美」を生業にしている人々はともかくとして、
そうでない著名人(漫画家とかイラストレーターとか)で
メディアに露出している人がこの手の本を出すと、
必ずと言っていいほど「お前が言うな!」とか
「鏡を見てから言え」とか批判されるじゃない。

しかし書かれていることはまっとう
(ところどころにびっくりする内容もあったけど)。
わたし自身が、女性を評価するときに
かなり外見にウエイトを置いていて、
自分好みの、目がぱっちりしたお人形みたいな女性に
対してはものすごく寛大になれることを知っているので、
外見の重要さというのは非常によくわかります。

雑誌だったか何だかで、勝間さんの昔の写真を見たことあるけど、
すごくきれいになったと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

96:本田直之 『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』

2011-08-17 12:44:18 | 11 本の感想
本田直之『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』(大和書房)
★★★★☆

著者の名前、どっかで見たような気がすると思ったら、
「レバレッジ」の人。雑誌によく出てるよね。

「面倒くさがってそれをやらないとさらに面倒くさくなる」
という考え方と、
「面倒くさくてもやっておいたほうがいいこと」を提示。
5分とか10分の移動時間にも読めるからいい。
「だから、それができないんだってば!!」って思うところも
たくさんあるんだけど、実行に移す具体的な方法、というよりは
発想自体を変える、という面が強い。
確かに旅行に行くときは、無駄足を踏まないように
最低限の下調べはするけど、日常生活ではしないな……。
以下はなるほどね、と思ったところの一部。

・人間はなにか作業を開始したら、脳の側坐菅という部分が刺激され、
 やる気が湧いてくるようにできている
 →やる気が出ないときほど、動いてみる
・交渉の席で聞かれてもいないことをアピールしない
 →手の内を明かすと不利な条件を飲まされる
・相手を変えようとしない
・型を作り、型を選ぶ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

95:入間田宣夫・豊見山和行 『北の平泉、南の琉球』

2011-08-12 10:45:18 | 11 本の感想
入間田宣夫・豊見山和行『北の平泉、南の琉球 日本の中世〈5〉』(中央公論新社)
★★★★☆

網野善彦・石井進編集の「日本の中世」という
シリーズの一冊。
卒論で嫌になってしまったからなのか、
ほかに興味のあることが出てきてしまったからなのか、
いまだにわからないけど、
大学を出てからつきものが落ちたように歴史への興味が減退、
歴史本も滅多に読まなくなってました。
久々に歴史本を読むと、自分の中にあたり前のようにしてあった
知識がかなりの部分抜け落ちてしまっていることに気づきます。
知識って、使わないと消失するんだね!

前半の東北地方の部分は、初めて知ったこともあり、
おもしろい。
文字史料重視で進んできた歴史学では
解き明かすことのできなかった地方の歴史が、
考古学の面から解明されていく過程も見えて、
知っていたことでも読んでいて楽しい。
後半の琉球の歴史のほうは、前知識が
高校の日本史レベルにとどまっているので
前提となる背景がきちんと理解できておらず
いまいち入り込めず。
琉球の文化や社会も、調べだすと奥が深そう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

94:外山滋比古 『思考の整理学』

2011-08-12 10:39:13 | 11 本の感想
外山滋比古『思考の整理学』(ちくま文庫)
★★★☆☆

学生の頃に読んでいたら、わたしの学生生活は
また違ったふうになったであろう……と思うけど、
良くも悪くもこの手の本には慣れてしまった。
かなりの部分を仕事で断片的に読んでしまっていたのと、
著者の、同じ内容の違う文章を読んでいたのとで
未知の内容がほとんどなく、いまいち入り込めなかった。

その手の本は、既知の内容でも繰り返し読みたいものと
そうでないものがあると思うのだけど、
それはそのときの自分のテーマとニーズ次第なのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

93:PHPカラット編 『朝に強い女性になるカンタン習慣』

2011-08-12 10:05:26 | 11 本の感想
PHPカラット編『朝に強い女性になるカンタン習慣』(PHP研究所)
★★☆☆☆

確か、先月読んだもの。
初版は2007年。
ブログに記録していなかったから気付かなかったけど、
これ、発売当初に買って読んだわ。
とくに目新しい内容はなく、印象に残ることもないんだけど、
安藤優子さんのインタビューは結構おもしろかったかな。
この手の本は初読のときでないと評価が難しいけど、
買って早々に売ってしまったところを見ると、
初読時もあまりモチベーションアップにはつながらなかったと
思われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

92:矢野政明 『「朝活」スイッチ』

2011-08-07 19:53:38 | 11 本の感想
矢野政明『「朝活」スイッチ』(ぱる出版)
★★★☆☆

夏は毎日朝から出勤できつい……。
疲れがたまってきてだんだん起きられなくなってくるので、
モチベーションアップのために借りてきました。
読んだのはだいぶん前。
仕事と個人的な作業にかかりきりのため、
最近はこういう集中力の必要ない本しか読んでません。

この本は早起き入門編といった感じ。
すでに雑誌等で朝活特集は組まれているので、
そういうものを読んでいる人にとっては
目新しいことがないかも?
ただ、「資格を取る」「語学の勉強をする」等、
ビジネス雑誌でクローズアップされがちな内容は少なめ。
エリートではない、普通の人のインタビューや事例が
多いので、そこは好感が持てました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする