金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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236-240:安野モヨコ『後ハッピーマニア〈1〉~〈5〉』

2024-12-07 18:40:36 | 24 本の感想
安野モヨコ『後ハッピーマニア〈1〉~〈5〉』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
かつて、ハッピーを追い求めあまたの男たちと20代を暴走した女がいた。
彼女の名はカヨコ(旧:シゲカヨ)。
恋に恋した時代もあったけど、フツーでまじめな男タカハシと結婚し、
気づけばまさかの15年。
だが…しかし!!
カヨコにぞっこんだったはずのタカハシから、
突然「好きな人と付き合いたい」と離婚を突きつけられる……!
45歳、専業主婦。子供なし、スキルなし、金なし。
別れたくないのは、愛してるから? 生活を失いたくないから?
大大大ピンチの崖っぷちで、
カヨコはふたたびハッピーを求めてさ迷いはじめるのであった!
 
****************************************
 
大学時代、友だちに借りて読んでいた本編のときからそうだったけど、
主人公のカヨコと全然男性の趣味が合わず、
そのときめく気持ちもよくわからず、なのに面白いって感じられるの、
すごいな~とつくづく思う。
 
フクちゃんと夫の浮気相手とのバトルが、
ビジネス上のバトルにシフトしていくの、めちゃくちゃ良い。
彼女なりに夫や子との関係に悩みを抱えつつも、
フクちゃんの強キャラ感は健在なので、あまり心配しておらず、
「やっちまってください姐さん!!」
みたいな気持ちで見ている。
そして、フクちゃん、45歳になっても美容にかけるエネルギーがすごくて
単純に感心してしまう。
 
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株主優待の記録(2024年12月)

2024-12-04 18:17:50 | 株主優待の記録

■名糖産業

12月4日

 

■亀田製菓

12月4日

 

⬛井村屋

12月12日

 

■ハウスコム

12月26日

プレミアム優待倶楽部の残ったポイントで

山口県のお菓子「月でひろった卵」

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大河ドラマ「光る君へ」♯46

2024-12-01 20:50:36 | 大河ドラマ「光る君へ」

みんな記憶力良すぎない……?

二十年も前に一時期顔を合わせてただけの相手をしっかり覚えてる

まひろと周明もそうだが、公任や斉信も、

昔一日だけ会ったまひろのこと覚えてたもんな……

 

さて、まるで違う大河ドラマが始まったかのような「刀伊の入寇」。

地元のおっさんたちが仲間についてるのもあるが、

貴族社会にいた隆家が、落ち着いて対処してるのすごいよ。

「院に矢を射かけて、兄弟姉妹の転落の機会を作ったやらかし男」

だったのが、ちゃんと伏線になってる。

そして、このエピソードにフォーカスを合わせることで、

もう武士の世が近いのだなあと感じさせるのもイイネ。

(中央で太宰府からの報告を聞く、という形で

 軽く処理することもできたはず)

 

次回予告。

倫子さま「私が気づいていないとでも思ってるの……?」

怖すぎ!!!

 

【その他いろいろ】

・衛門先生、インテリ女子だけあって、書くとなったらこだわり強い。

 勉強嫌いの倫子さまは歴史物語が苦手そう。

 

・さわさんのエピ、尺取ってたわりに機能してないな、

 百人一首の和歌にもつながらなかったし……と思ってたが、

 まひろを刀伊の入寇に直面させるという無茶な展開をするためだったのね。

 

・周明、人には否定しつつ、恋する男みたいな振る舞いするじゃん……

 と思ったらいきなり死んだ。唖然。

 

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