ところが、ほどなくしてその老人だけがクリニックにもどってきた。「薬局で聞いたら予防的内服薬というのがあるというじゃないですか。それ、くださいよ!」と・・・。予防的の場合は自費ですがそれでもよろしいでしょうかと伺ったところ「あ~なんでもいいから・・・」と。ようやく処方箋をお渡ししてお帰りになった。帰った後、受付事務のスタッフから「カルテの住所ではあの方はお孫さんと住んでいるところは別のようです」と・・・。何だ~、ふだん一緒に暮らしているのではなさそうなのに随分、感染を気にされていたようである。ほとんど予防的内服も必要ないのに・・・。たぶんこちらの説明はほとんど聞いてなかったのだろう(疲)。これまたパニック現象でしょう。