そのYさんの取材であるが、廃屋の2階に寝泊りしたそうだが雪が降って猛烈に寒かったそうだ。また廃屋の粉塵や、液状化した乾燥土の粉塵などを吸い続けたせいか咳が止まらないとクリニックを受診したのである。現地では自衛隊の人とよくすれ違ったそうだが、いつも「遺体をみかけなかったですか?」と聞かれたそうである。実際に現地に行った人ならではの生臭いエピソードである。彼らの活動は本当に地道で辛く、しかもそれを黙々と継続しているとのこと。このYさんをして「俺の人生で一番多く、他人に対して『ありがとうございます』を連呼してしまったよ」と・・・。TVニュースでも自衛隊の活躍は伝わってくるが現地での活動には本当に頭が下がる。「暴力装置」などと揶揄した某は自己反省すべきであろう。とにかく今は彼らの活動がなければ復興にも着手できない有様だそうだ。