どうやら最近、速達便も「直接手渡し」になったらしい。書留便なら重要なものということで印鑑を必要とし直接家人に託すというシステムはわかる。しかし速達は急ぐということの重要性はあるが「直接手渡しではないといけない」ということではないと思う。多忙なときにドアホンから「郵便です」と言われて、慌てて仕事を中断して出ることになる。それはトイレやシャワーの最中やら食事の最中であったりもするのだ。それで出てみると、「速達です。受け取りの印鑑はいりません」と言われるのである。しかし留守の時はそのままポストに投函しているのである。そのまま投函される「重要性」のものであれば、在宅、不在の有無にかかわらず投函してほしいのである。近年、宅配便や通販や何やらで直接玄関で受け取らなければならないものが増えている。これで速達まで直接受け取らせるのは、たぶんサービスの一環でやっているつもりなのかもしれないが、むしろやめてほしいのである。あるいはインターホンでは「郵便です」ではなく「書留です」あるいは「速達です」とか種別を明らかにしてほしい。「速達」なら「今手が放せないのでそのままポストに入れておいてください」と返事をするつもりである。仕事を中断させ急いで玄関にいってみて「速達です」といわれるのは何だかガッカリするのである。