吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

小池劇場第2弾 その2

2016年09月13日 05時55分54秒 | 日記
 しかしながらこの小池劇場に一番苦虫をかみつぶしているは、自民党都議団ではなく実は都の役人であろう。
 までは、この人にさえ話を通しておけば議会で紛糾なく、簡単に物事が進んでいくということで役人は自民都議のドンにすべて「根回し」を持って行ったのである。
 結局知事なんかよりも議会が通らなければ政策は進まないのであるから、議会を握っている最大派閥、自民党都議のドンさえおさえておけばよかったのである。
 ところがその裏図式は広く都民の知るところになった。今までそれに注目できなかったメディアもだらしない。
 都の職員は、いろいろな施策が遅滞なく進んでくれなければ仕事がますます増えるのである。だから小池さんと議会が対立されると困るのである。
 都の役人としては自民都議団の傀儡政権であった舛添氏のほうが仕事がはかどったであろう。しかし舛添氏はあまりにも私的な流用が多すぎたためか、たぶんマスメディアに売られたのである。
 今後あまりにも都の役人の仕事が増えるようでは小池さんも以後「寝首」をかかれるかもしれない。やはり役人はどこの世界でも一番強いのだと実感した。
 それにしても政治家のことはターゲットにするが役人をターゲットにするマスメディアはほとんどないのが不思議である。何故だろうか?